見出し画像

あんなこんなコロナ記:緊急事態宣言中に困ったこと

眼鏡が壊れたら日常が死ぬ

 最近、ようやくブルーライトカット眼鏡を買った。何も考えずにより多くカット出来る方がいいだろうと50%カットにしてもらったが、明るい部屋でPCを使うことの多い私は25%カットが適当だったらしい。おかげで眼鏡を通して見る部屋が黄色い。
 そう、ブルーライトカット眼鏡を持っていなかった。スペア眼鏡は1つあるけどちょっと個性的な形状なので職場に掛けて行きづらい。スペアもっと必要では、と考えた。コンタクトもあるけど、感染症対策のためにあまり眼球に触る機会を増やしたくなかった。
 しかし近所の眼鏡屋さんが閉まっている……。空いているのは隣駅の眼鏡屋さんらしいが、緊急事態宣言中に隣駅に移動していいものか迷った。
 で、結局スペア眼鏡は買わなかったのである。
 今日から4連休なので、今度こそブルーライトカットではないスペア眼鏡を買いに行きたいと思うのだけどな。

世界は「Go to」で祭りに

 Twitter開くと地獄の反対意見が繰り広げられている「Go to」キャンペーンのトラベル編(今朝テレビ見たら「Go to eat」というごはんキャンペーンもあるらしい)。私は発着地として対象除外された東京都民なので無関係。それどころか都知事に「不要不急の外出を避けろ」と自粛要請を受けた。
 まあでも4連休ですよ。私は、通勤経路で都内の新幹線発着場の近くを通り掛かるので見るのだが、カート引いてる人何人もいた。キャンペーン対象でない旅行に出掛ける人はいるようだね。それはそうだろう。

 いちおう、このキャンペーンにかんする政府と専門家の説明動画も視聴した。確かに尾身会長の解説の通りだとそれほど旅自体にリスクはないように思える。が。


 皆、「新しい生活様式」やってる? 今夜も弁当買いに行った飲み屋は混雑してたよ(結局店が忙しくて弁当まで手が回らないようで、そこでは買わなかった)。
 私なんとなく、皆さん急速に元の生活様式に戻りたがっているように思える。個人というより企業の動きも。そして特に人との距離やおしゃべり。他人と近い暮らしが人はこんなに好きだったのか、こんなに他人を警戒しないのかと改めて驚いたほど、人と人は近い距離で暮らしていた。そして近い距離にいたがる。
 この調子で「Go to」したら、それは感染リスクではないか。尾身会長の説明のように日常で「新しい生活様式」が頭にあるとは思えない、宣伝も十分にされていないと思う。旅行に行きたい人は、これまでのようにお友達と一緒に旅行したいんだと思うよ。あとは団体旅行。家族旅行とか、一人か二人でひっそりと旅行、って、あまり皆さんのイメージの中にないのではないか。「これからの旅行は一人旅だよ」「一人か家族(同居)で行くのが旅行だよ」と、尾身会長の感染症分科会は国民に伝えたいのかなと思うけど。守れないだろ。守れる気がしない。人と人は対面で近くにいるのが好きなんだよ。何か他人との関わり方を決定的に変えるものがないと無理だと思う。

 緊急事態宣言中に、来客を減らすために植物園の花を刈り取ってしまったという話を記憶している。これだよ。目的地、または目的自体を無意味化して、人が集まる理由を潰す。そっちだと思う。それがなくなれば、他の事を選択するのだから。

 そういう意味で、思い浮かぶのは、クラスタ感染が起きている特定の業種だけを休業の対象にする方法である。人がその場に集まれないようにする事。緊急事態宣言で全体を占めると、効果は高いが根こそぎ休業になるし、家族間ストレスも多いと聞く。子供に緊急事態を理解させるのも困難だろう。次は部分的休業で攻めて来る予感がする。
 それを避けるには「新しい生活様式」───主には「マスク・手洗い・対人距離」「3密を避ける」「大声を出さない/避ける」を国民皆が実践するしかない。もうこれまでのような他人との距離感は無理なんだ。オンラインで人と会って、オンラインで話すんだよ。
 人との接触を減らして、感染者が激減したら、そしてほとんどなくなったら。そのときはまた台湾みたいに人と直接会えるようになる。そういうことなんじゃないかと思った。

 これはこの時点での自分が考えた事の記録でもある。

 PCR検査打ちまくって、陽性者の徹底隔離で他の人達の社会生活をそのまま守る方法も感染症分科会以外で言われている。私としては、検査結果が完璧ならそれも使える手だけど、エラーが一定数発生するなら、対人距離は遠いままでないと、誰が検査に捕まっていない陽性者なのかはわからないと思う。その方法を選んだ場合も、人とは近づけない。

隣駅から歩きました

 運動不足なのでウォーキングを余計にしようと思っている。今日は隣駅から1駅分歩いて帰った。駅前での立ち寄りも含めて40分くらい歩いたかな。
 本当は走りたい。雨だ。

サポートをクリックしていただくことで、投げ銭をいただくことが出来ます。いただいた寄付金は今後の運営費として活用させていただきます。