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白山羊ひつじ
2019年10月6日 08:28
『資本論』の入門書を読んでいると、「いい事書いてあるな」と思う事が多いのだけど、共産主義の話題に上がっている内容は大体なんかおかしい。と、安部公房の『飢餓同盟』を読み返して思いました。この人達の考える革命もそもそもなんかおかしい……具体的に指摘できないが。安部が本当に共産党支持してたのかも疑問だよ。既にかなり批判的では……。シモーヌ・ヴェイユが「革命は麻薬」とマルクスの言葉を皮肉って批判してた
2019年10月6日 07:21
余所者を「ひもじい」と呼び、仲間とは認めないある集団━━M県花園。では集団の中にいれば仲間と共に幸福に暮らせるのかといえば、決してそうではない。政治力によって得た利権を独占するほんの一人二人の資本家以外は、いつ消え去ってもおかしくないはかない存在だ。しかし外部からやって来た人間にとっては、そんなはかない彼らでも、「町の住人」であり、「ひもじい」とは身分が異なる。この「身分」を分けるのは、「地縁」だ