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わたしの教科書検索

小学校や中学校で使っていた国語の教科書が、生年月日を入力するだけで分かるという便利な検索サイト。
教科書の編集・発行会社である光村図書だからこそできた、とても素敵なコンテンツです。

私はこの3作品が特に好きでした。

①中学3年

魯迅「故郷」

最後の一段落は、節目節目に思い出す、私がとても好きな文章でもあります。

思うに希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道のようなものである。もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。

②小学2年

レオ=レオニ「スイミー」
大塚勇三「スーホの白い馬」

「スイミー」は、周りと違っていても、個性を生かせる日がいつかやってくる、と信じさせてくれる作品でした。
「スーホの白い馬」は、自分の知らないモンゴルという国に想いをはせる機会を与えてくれました。琴はどんな音色なのだろう。初めて「切ない」という感情を覚えたのもこのお話だったと思います。

③小学4年

あまんきみこ「白いぼうし」

この作品は、私に嗅覚を想像させてくれました。
「夏みかん」ってどんな香りがするのだろう?
教科書音読の宿題を終えると、いつもぼんやりと物思いに耽ったものです。

皆さんもぜひ挑戦して、あの頃を懐かしんでみませんか。

✴︎お写真は全て光村図書さんのサイトから拝借しております

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