Twitterの経済議論の続き

 内需拡大中に外人が円を買いたいなら
外貨をたくさん用意しなければいけない、
と私は言いましたが、
「バブル絶頂期に百万円の札束持って車をいざ買おうとしてる日本人から
外人が札束を買う」みたいなイメージで考えていました。
しかし、確かに今はそういう情勢ではないですね。
だから、転売差益を期待して円を資産・投機対象として持ちたがる
ということ自体が、そもそも無いのかもしれません。実際、円安ですしね。

今の情勢は中長期的に考えると、20世紀の
「橋や道路等の建設系設備が主要インフラで、製造業が主要産業」
である社会から、21世紀の
「IT系設備が主要インフラで、流通業が主要産業」
である社会への転換期だと思います。
転換してる最中にコロナ不況みたいなことが起こってしまったら
応急措置として給付金もアリだと思いますが、
確かに、それ「だけ」だと「質の低い需要拡大」なのかもしれません。
また、山本太郎の口から「情報スーパーハイウェイに公共投資しろ」
という類の言葉は聞いたことが無く
「コンクリートも人も」がれいわ新選組HPにキャッチフレーズとして載ってたくらいです。
ただ、彼も「給付金だけではダメで新産業にカネを回していかなきゃダメだ」とは
どこかで言ってました。その「新産業」というのが「介護と教育」だと言ってたのには、
ちょっとズレてるかな?と思いましたが。

これからは「ITが主要インフラで流通業が主要産業の時代」で、
給付金は暫定的な措置だ、というアナウンスをしながら
れいわ新選組的な経済政策をやればもっと良くなる
とは思います。

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