『4回目接種対象の拡大が決定』今、ワクチンを打つのは正解なのか?
7/22(金)、ワクチンの4回目接種対象の拡大が決定しました。
関連記事について以下に引用します。
隔離期間短縮は良いと思いますが、医療従事者等が4回目接種の対象となりました。
今回の記事では、最近のPCR陽性者増などの状況もふまえ、あらためてワクチン接種について軽く私見を述べておきたいと思います。
◆今打つことの意味
これは以前も書いたことですが『流行しているときにワクチンを打つべきではない』と考えます。
ワクチンを打てば体調を崩し、風邪などに罹りやすくなります。
新型コロナも同様。
流行時にワクチンを打つことは社会的に感染を拡げ、流行を長引かせることに繋がると思っています。(仮説)
『ワクチン接種の時期と感染者数は相関が見られる』という意見を目にし他国のデータもいくつか確認しましたが、なんとなく関係がありそうです。
絶対に打たなければならないとしても、今のピークが落ち着いてからにしたほうが良いのではないでしょうか?
どうせ急いで打ったところで、今の『BA.5』に型落ちのワクチンはほとんど効かないでしょう。そのような懸念はアメリカ・CDCでも示されています。
◆そもそもワクチンの効果はあるのか?(日本)
以前記事にしたことがある『浜松市のコロナサイト』を確認しました。
直近1週間の統計は以下です。
各年齢層による接種率を考慮したうえで、20~60歳に関しては『未接種者が有意に感染しやすい』という結論には達しません。
その他の年齢層に関しても誤差レベルの違いだと私は思います。
ちなみに、『ワクチンは重症化を防ぐ』という考え方がありますが、浜松市のデータを見てきた限りではそのような傾向はあまり見られませんでした。
どっちかと言えば直近では打ってるほうが中等症以上の割合が高かったと記憶しています。
なお、今現在は以下の注釈が出ており、症状の割合は見れないことになってしまいました。残念。
◆そもそもワクチンの効果はあるのか?(世界)
今現在の主要国のワクチン接種回数(100人あたり)を以下に示します。
◇◇◇
新規感染者数(人口100万人あたり)の推移について見てみます。
先に引用したワクチン接種回数の上位5か国と下位5か国、それから、比較用にアメリカを加えたデータが以下です。
オミクロン株以降、あきらかにmRNA,DNAワクチンを多く打っている国のPCR陽性者数が多いという傾向が見られます。
直近の統計ですのでタイミングが良かっただけかもしれませんが、少ない国は桁が違います。また、ピーク時の数字を比較しても同じような傾向です。
なお、アメリカは初期こそワクチンを打っていたものの、ブースターの割合はあまり増えていません。3回目を打ったのは全体の40%未満です。(日本は68%程度)
おわりに
これまで見た内容から判断すると、ワクチンを打つことにメリットがあると考えるのは難しい気がします。
もちろん『重症化を防ぐ効果』については今回のデータ程度では否定できませんが、これまでに私が見てきたデータではそれも怪しいです。
効果があるとしても、かなり限定的なものでしょう。
ワクチン接種開始の当初は情報も限られていましたが、状況は変わってきています。
職場、人間関係、行動の自由など、理由は色々とあると思います。
しかし、ワクチンを打とうと考えている方は、あらためて情報を精査してみるのもいいかもしれません。
浜松市のサイトは参考になりますので、リンクを貼っておきます。
よろしければどうぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?