シェディングとサウナ
最近めっきり寒くなってきた。
スーパー銭湯の季節である。
私は風呂にそれほど情熱を持っていないため日頃シャワーで済ましているが、湯に入りたくなるとスパ銭に行く。寒くなるとほぼ毎週だ。
コロナ期、普通にスパ銭には行っていたがサウナには入っていなかった。
今回はサウナでのシェディング検証レポ。
といっても、それほどの事は起きず軽い胸痛(きょうつう)程度であった。
◆シェディングとサウナ
私はそんなにサウナが好きでもない。
ヒトが密集しているのと暑いのが苦手。
コロナ期で空気質やCO2濃度の知識をアップデートしたので尚更苦手になった気もする。
とはいえ、最近は新型コロナの流行が底くらいだったので、スパ銭内のサウナルームに入ってみることにした。
◇◇◇
サウナルームは屋外の露天風呂エリアにあり、中の広さは6-7畳くらい。座席はL字で2段。私が入った際、既に10-12人くらいの男性がいて結構一杯だった。年齢層はパッと見30-60代でバラバラ。ひとり分の空きスペースが目についたのでそこに腰掛ける。
室内は換気がされているのか怪しく、狭い空間にそれなりの時間ハダカのヒトが留まっている。直で座ったので前の人の汗が尻に付着しただろう。(場所によっては敷くやつが用意されている。)
◇◇◇
気になるニオイはほとんど感じなかった。
といっても私は『シェディングのニオイ』はわからない。
強いて言えばオッサンが使ってる系の苦みのある整髪料臭を弱く感じたが、スパ銭に行けば確実に遭遇するありふれたニオイだ。
ちなみに、ニオイの感度は環境が切り替わった直後がピークで、その後すぐに慣れてしまうので入室時にかなり気をつけていたがそんなもんだった。
◇◇◇
10分後に退室。
特に体調不良は無し。
もっとも、私にとってサウナは基本的に不快な環境なので『あちい…オッサン密度高いし…早く出たい…』という純粋な強い気持ちが他の感覚を鈍らせた可能性はある。
尻は無事。
気になったのは帰宅後の胸痛だ。
◆芳香剤と胸痛
就寝時になんとなく気付いたのだが、胸の内部のあたりが何となく痛い。といっても息苦しさや圧迫感を伴うヤバイやつではなく。軽くチクチクするようなの。
それを胸痛と呼んでいいのかわからないが、私は年に3,4回そういうことがある。
直近ではおそらく芳香剤でそうなった。
夏くらいのこと。仕事で取引先を訪問した際、無人の応接室に案内された瞬間に激臭を感じた。芳香剤を探したところ見つかり(グリーンリーフの香りみたいなの)、ニオイの発生源と判断した。
日が当たる部屋で気温も高かったため、成分が多めに滞留してたっぽい。ガチでマスクをしてても余裕で貫通したし、マスクに付着したニオイは翌日でも感じ取れた。
打ち合わせは1時間程度だったが終わりのあたりで胸痛を感じ、それは2時間くらい続いたように思う。
◆おわりに
ということで、サウナに入った2,3時間後に胸痛を感じたが、その原因は厳密には不明だ。
普通に施設内の風呂や温泉を利用したし、休憩所で2,3時間マンガを読んだりもしたので(その際に結構咳をしている人がいた)、それらの影響かもしれない。切り分けは難しい。
私自身が敏感であればもっと何かあったのかもしれないが、最近1年以上は特徴的な症状(不自然な眠気、あくび、頭痛、紅斑)が出ていない。
ちなみに、サウナは密閉空間に大人数であまり換気されてる感じはなかった。CO2濃度は頭痛やめまいが生じるリスクがある3000ppmに到達してもおかしくない気がするが、大丈夫なのだろうか。
サウナを利用する場合はお気をつけて。