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靴磨き

先日、HARUTAの革靴を買った。
そして、先日ずぶ濡れになった…。両足にカエルが住み着いているのでは?と思うぐらい、一歩を踏み出すと、靴からぐぇーと謎の音がする始末。

なかなかに切ない出来事。大事に長く履いていこうと思っていた矢先だったから。

まぁ天気ばかりは操れないし、なんならどちらかといえば雨女の私。

切り替えてずぶ濡れになった日、わざわざコンビニで夕刊を2部も買い帰路に着いた。
(新聞をとっていないから仕方がないこと。でも、夜も22時ぐらいに新聞2部も買う私は店員さんにどうみられたのだろうw)

新聞紙を靴に詰め詰め…
翌日は快晴のため外に出し…。

そして今日、靴磨き。靴を買った日、靴磨きのスターターセットなるものを一緒に買ってみたのだ。
説明書を読みながら、ブラシがけにクリームを塗ったり。何かを綺麗にする工程って集中できてなんだか好きだ。


そしてふと思い出したのが、靴磨きをする父の背中。

私が小学生の頃、週末か土日だったか玄関で1週間履き潰したであろう革靴たちを綺麗にしていた。
なんとなく、その作業を背中越しで見ていたことがあった。父の大きな靴が綺麗になっていく様子を。そして、ちょこっと手伝ったりもして。

その思い出があってとかではないのだけれど、ひとつのものに対して愛着を持って大事に扱うことってやっぱりいいなと思った。
父の場合は身だしなみとしての靴磨きだったかもしれないけれど。

ひとつのものを大事に長く使う。
当たり前のことだけど、ちょっと忘れていた感覚。
忘れずにいたいものです。

ものにだって神さまが宿るとされる九十九神っていう考えもあったり、ものへの考え方って日本人独特なのかな?とか思ったり。
(神さまとか言葉とかそんなネタに繋がりがちなのは、出身学部がそういうところだからですw)

暑さに湿気にだいぶ夏の盛りからは落ち着いてきて、秋らしさを感じる今日この頃。
気がつけば、9月も終わりで10月が目前に!

10月のいつかにでも、前から行きたかった駒場にある日本民藝館にでも足を運ぼうかしら🚶‍♂️
今日お手入れした靴を履いて…

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