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週休3日にしてみて気づいたこと。FIREについて。

わたしはアラフォーだが、数年前に会社と交渉して週休3日にしてもらった。
理由は、働いている時のなんとも言えない「奴隷感」を払拭したかったのと、競争から降りたいという気持ちと、平日の空いている海でサーフィンしたい、ということ。
ラッキーなことに、これまで単価を上げていたからか、週休3日にしてもある程度生きていけるお給料をもらえている。これは会社に感謝している。

そこで、数年週休3日でやってみて、気づいたことを箇条書きにしていく。

良かったこと

  • 体力的にも精神的にもめちゃくちゃ楽。時間の余裕=心の余裕

  • 日曜夕方とか、仕事始めとか、全く憂鬱な気分にならないし、むしろ仕事したくなる

  • 平日は空いているし安いので遊ぶのに有利

いまいちなところ

  • 暇な気持ちが隠しきれない

  • 下がったお給料が恨めしい時がないとはいえない

  • 友人とか配偶者は普通に働いているので、結局1人でふらふら遊ぶことになる

時間ができるので、最初は楽しくてわ〜い!って感じなのだが、数年経過すると大体飽きてくる。
サーフィンとか、平日で空いているからといって、波がいいとは限らない。山も、悪天候の場合は登れない。
結局、今日も近所走って近所の温泉か・・・、となったりする。

そうすると、心のどこか奥深くで、「わたし何の為に休み多くしているんだっけ?それならお金もらったほうが良くない?」という疑惑が湧いてくる。

ゲームもやらないし、子育てもしてないし。副業もやってないし。
遊ぶことにしたって、結局、あまりたくさんお金がかかるようなことはできないし。


数年前は実はFIREを目指していた。
でも、その前に疑似体験として週休3日をやって、本当に良かったと思う。
時間があることのメリットももちろん大きいけれど、やはりそこはバランスで、自分にとってどんなことがデメリットになるのか、理解できたように思う。

この疑似体験を通して、FIREをすることは自分にとってどうなのか、下記の気づきがあった。

  • 相場に関係なく、ある程度の金額が毎月振り込まれてくるのは、精神衛生上とても良い。相場が悪い時は口座とか見ずに忘れていたほうが、変に精神やられないし、狼狽売りもしない。労働所得内でご機嫌に生きれることはシンプルかつ最強だと思う。

  • ケチケチせず、気兼ねなくお金を使いたいときもある。

  • 嫌な仕事でない&プレッシャーがあまりない&人間関係が普通なのであれば、手を動かしているのは苦じゃなく、仕事自体はまあまあ好きなほう。

  • 飽きっぽい。遊びにも消費にも飽きる。

  • 1人でも楽しいけど、好きな人と遊ぶほうが数倍楽しい。

これらを考えていくと、結局のところ、楽しい仕事or苦にならない程度の仕事をすることのほうが、FIREよりも自分の性に合っているなと思う。FIREを目指していた頃は、会社内の人間関係が悪くてパワハラやセクハラもあり早く辞めたいと思っていたけど、それはその会社が悪いのであって、転職で解決できることだったのかもしれない。


ただ、セミリタイアやサイドFIRE(※詳しい定義はわからない)については、まだまだ興味がある。完全には社会と絶縁せずに、楽しく労働をする。働いたお金を気持ちよく使う。バランス良くいきたいな、と模索している。



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