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ーSurviveー ブラック企業に殺されないためのライフハック


■【はじめに】

カンタンに私の実績について箇条書きしよう。

・2年間ブラック企業勤め

・ほぼ毎日パワハラに遭う

・毎月の給料が16~17万円

・2年目の終わりについにメンタルを病み、出社拒否に

・待機室(事実上の追い出し部屋)に異動させられ退職

・転職先を決めずに退職→その後半年間無職(その間休養)

・現在はホワイト企業に転職し楽しく働いている

・クソみたいなブラック企業勤めしたおかげで、「ブラック企業を辞められない理由と対策」を痛いほど理解する←今ココ


のっけから重い書き出しになったが、以上が私の経歴だ。

新卒で入社した会社がブラックで、しかも2年間もいたせいでかなりメンタルを病んだ。

しかも↑に書いた追い出し部屋は、通勤に1時間半もかかるような僻地だった。

仕事が任されることもなく、PCと自由時間だけ与えられて、1日ずっと自己学習させられる。

そんな日々が約4ヶ月間も続いた。なぜ会社がこんな非人道的な行動をとったのか。

それは日本の会社はカンタンに社員をクビにできないため、本人が「自主退職」という形で退職するまで死ぬほどムダな時間を過ごさせるのである。

本当にクソみたいな会社だった。今思い返してもはらわたが煮えくり返る。

だが私はボケーっとムダな時間を過ごしていたわけではなかった。

私は追い出し部屋にいた時に、理不尽な会社に憤慨すると同時に4ヶ月間に渡り「あるテーマ」について考え抜いた。

100冊を超える本を読み、同じようにブラック企業から退職した人のブログを読み、時に自分の人生を振り返りながら考え続けた。

そのテーマこそが、本noteで語るテーマである。

・どうして私たちはクソみたいな会社を辞めることができずにいるのか?

ここまで読み進めた方の中には、「いやいや、そんな酷い会社さっさと辞めればいいじゃん」と思ったことだろう。

自分も「こんな会社辞めてやる!」と毎日思っていた。

しかし、いざ辞めるとなると怖くなって躊躇してしまう。

辞めた方がいいと頭ではわかっているのに、どうしてか行動に移すことができない。

会社を辞めることに対する漠然とした恐怖と罪悪感が自分を襲っていた。同じような人も多いことだろう。

あなただってもし上司や会社から信じられないような酷いパワハラを受けても、すぐに「こんな会社辞めてやる!」と退職に踏み出せはしないだろう。

絶対辞めた方がいいとわかっているのに、私たちはどうしてかクソみたいな会社を辞めることができない。

私たちを縛っている「会社を辞められない本当の理由」とはなんだろう?

このテーマについて約4ヶ月間、とにかく考え続けた。

自分の弱さや怖さに向き合い、多くの人の考えに触れ、頭がパンクするまで考えに考え抜いた。毎日頭がおかしくなりそうだった。

4ヶ月間考え続けて悩み続けて、そしてついに答えが出た。

このnoteでは「会社が辞められない本当の理由」「ブラック企業に殺されないための対処法」について余すことなく書き記した。

実際に本noteを読んだ方からは、以下のような感想をいただいている。

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私の地獄のような経験から得た教訓をnoteにすることで、多くの人がブラック企業に人生を狂わされることがないことを切に願っている。


■【死ぬくらいなら会社辞めればができない理由】

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さてこれまでの説明から、ブラック企業に2年以上勤めてうつ寸前になって精神崩壊しかけた不名誉な経験があることがわかってくれたと思う。

そこで本書を手にとったあなたに考えてほしい質問を今から投げかける。

それは「人はなぜ死ぬくらいなら会社辞めればができないのか?」という質問である。

この質問は本noteの根幹に関わる質問なので、1分でもいいから真剣に考えてほしい。

このnoteを手にとったくらいだから、あなたも仕事の悩みを抱えた末に自殺したニュースを見て悲しい気持ちになったことがあるはずだ。

そして同時にこんな風にも思ったこともあるはずだ。

「死ぬくらいだったらそんな会社辞めればいいのに」と。

私も大学生の頃はそんな風に思っていた。

しかし自分含む多くの人は、自分がそういう状況に追い込まれないとなかなかわからないものだ。

2年にも渡るパワハラを受け、自尊心をボロボロにされ、最後は追い出し部屋に追い込まれて、死ぬほど悩んでようやくその答えがわかった。

「人はなぜ死ぬくらいなら会社辞めればができないのか?」

その答えは。。。


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