【素敵な方シリーズ:吉瀬 千里さん】

みなさ~ん
おはようございます!


今回紹介する素敵な方は、
鍼灸師(しんきゅうし)の
吉瀬 千里(きちせ せんり)さんです。

ティナ⑤


鍼灸とは、
一般に「はり・きゅう」または
「しんきゅう」と呼ばれています。


東洋医学、あるいは漢方医学の一分野として
中国に起源をもつ我が国の伝統的医療です。


鍼灸は金属の細い針を経穴(ツボ)に刺入し、
あるいは艾(もぐさ)を燃焼させて
経穴(ツボ)に刺激を加え
病気を治そうとする施術です。


古代の中国で揚子江流域など
地質が豊かでさまざまな植物が茂った所では
その根・皮・木・草等を採集して
煎じて飲む薬としての療法が発達し、

黄河流域など土地が痩せて
植物の種類も少なく生育も悪い地方では、
煎じ薬に頼りがたく
経験的に鍼灸療法が発達したそうです。


日本には、飛鳥時代(6世紀の初め)に伝わり、
明治時代の初期までの長い間、
漢方薬と共に医学の主流として
鍼灸医学が広く人々に活用されていました。


しかし、幕末のオランダ医学(西洋医学)の
伝来によって衰退を余儀なくされ、
明治政府の欧米化政策により、
医学の主流を西洋医学に明け渡すこととなりました。

ティナ③


最近では、
公的な医学研究所・医科大学・鍼灸大学や
鍼灸短期大学・医療機関等で
科学的な各種の実験、研究がされて
少しずつ鍼灸医学の効果が証明され、
日本や米国やヨーロッパ各国で
鍼灸が盛んになってきています。


東洋医学は
内因性の病気には、評価されてきましたが
外因性のもの(外傷)に対しては効果が遅い
ことが特徴です。


それは東洋医学(鍼灸)が、
自己治癒力を高めることで体質、体調を
改善していく医学だからです♪


そんな資格を持っている吉瀬さんは、
兵庫県にあるリラクゼーションサロンで働いており。
お店では、アロマトリートメントや、
もみほぐし、足つぼ、ヘッドマッサージ、
整体等を鍼灸師の知識を活かして行っています。


鍼灸、審美六鍼や小児鍼等の
刺さない鍼を使用する施術は、
お店ではなく個人的に体調の良い時に行っています。


鍼灸師だけではなく、
体調が良い時にはイベント業
(着ぐるみ・バルーン)や飲食運営補佐、
動画編集等も行うため、
多くの場所で『雑職性鍼灸師』と名乗られています。


吉瀬さんは、人の笑顔や
感動のエネルギーを感じることが好きなお子さんでした。


始めて人前で演技をした時や、
歌を歌った時の周りの大人達の
感動のエネルギー。


身体が不自由だった祖父母に、
見よう見まねのマッサージを行って
笑顔を見れた時の喜び。


出掛けたり、遊んだ後には
必ずと言っていいほど
関節痛と、熱を出していた子ども時代。


「したいことが出来た時の喜びは大きくて…
できる時はやり過ぎて
体調を崩すことを繰り返していた」
と仰います。


体調の波が激しく、
都合が悪くなると言い訳として
体調を使っていると思われ、
嘘や仮病だと責められる事も多かったため、
理不尽な環境や思いに苦しかった
子ども時代を過ごされたそうです。

(中学時代は授業中に身体が痛みだし、
声も出せず脂汗をかきながら耐えていたら
チョークが飛んできたことも…。
隣の男子が気が付いて、「大丈夫か!?」
と気遣って保健室に連れて行ってくれましたが、
病院での検査では膵炎かも…とハッキリせず)


小学校高学年の頃から
関節痛や腹痛、不明熱、に悩まされ、
一旦就職はしたものの20代は、症状が酷くなり
一時は外出に車椅子を使うほど衰弱して
自宅療養がメインになった事もありました。
40度の熱が出ていても、検査値が異常でも、
そのデータが何を意味するのかわからず、
「それが体質だと考えたらどうですか?」
と無責任と思える発言をされるお医者さま・・・。

結局、膠原病を専門にしていた先生に出逢い、
20歳の頃にやっと膠原病(SLE)だと診断されました。


「痛みにも、熱にも、ダルさにも、
寄り添っていただけなかったのは残念でした💦」
と仰います。


”痛みやダルさ等を
触っただけで分かってくれる先生はいないのか?”

哀しくて苦しくて…
理解もされず孤独だった闘病生活。


20代後半で少し動けるようになってから、
朝一時間の仕事を受け入れてくれた
マクドナルドで社会復帰。

そして、イベント業を兼業→
飲食店マネージャー→
OL(事務・動画編集・資料作成)等
好きなこと、やりたいこと、
できることを少しずつ増やして行き、

週4日〜安定して働けるようになった頃、
人間関係のトラブルを経験し、
自らの世界を広げようと、
体調の良い休日に興味のある体験会や
講習会に参加するようになり

“自分と同じ思いの方々を
理解できるんじゃないだろうか?”

“同じような立場の方々を助け、
応援することが出来るんじゃないだろうか?“

“自分の体調管理をしながら細々とでも、
私自身が求めていた存在になれるんじゃないだろうか?“

そんな思いが募り” 人を癒す仕事がしたい”
と思うようになられました。


アロマを仕事にしていた叔母様に相談したところ、
“国家資格もとった方が良い“とアドバイスを頂き、
適性を調べ、鍼灸師に魅力を感じて
国家試験にチャレンジ。


現在は鍼灸師となり、
医療系国家資格者のみ採用してくださる
リラクゼーションサロンで働かれています。


着ぐるみ師や動画編集、飲食運営補佐などの
お声掛けをいただく事もあり、
臨機応変に対応されています。


国家資格を取得する為に学校に通い始めて、
人間関係でのトラブルによって、
人が恐くなってしまっていることに
気が付きました。


「火のない所に煙は立たない」
と言いますが、

その火はその本人ではなく、
他人がつけることがあることも知りました。

ご自分に非がなくとも、
悪意として捉えられれば
攻撃を受けることがある事を経験し、

それが続けば、失敗や
表現のクオリティが
下がることを体感されました。

安定した土台の必要性を感じて、
その環境から離れたものの…
恐れから言葉が出ない・・・。
発言できない・・・。


そんな日々が続いたある日、
仲間を求めてSRCというコミュニティへ。

お陰さまで今は、
”人間関係のトラブルを経験した事も
セラピストとなるために必要な過程だった“
と思われるようになったそうです。

でもまだ、話すことは恐いそうです💦
SRCで教えて頂いた
「恐いことは、やってみる!」を実践!

stand fmで、トークを発信されています。
https://stand.fm/channels/5fb5cbfac64654659015d6ca

「日記のような配信ですが、
話すことの練習として続けています」
と仰っていますが、

いやいや心地いい声で、優しく語りかけてくださり、
寝る前にお聞きしたくなるトークです。


「話すことの練習として続けています」
と目的を明確にされているからでしょうか、
応援せずにはおれなくなります。


そして思います。
辛い経験をされてきた方の言葉は違いますね。
一言一言が、心に沁みます😊💕


吉瀬さんにとって、
「仲間とは認めあい、応援しあえる、暖かい存在。
真の仲間は、安定した土台となり得る♪」


吉瀬さんの仲間愛は素晴らしいですよ。
優しい愛ばかりでなく、
厳しい愛もお持ちなんです。
先日、厳しい愛を頂いた仲間は、
見事引き上げられましたよ。
感動でした✨


吉瀬さんは持病があり、
理解されにくい経験もされましたが、
「その経験があるからこその気付きや理解力がある」
「もしかすると…
全くセラピストとは違う生き方をしていたので
本来の道に戻るために
試練があったのかもしれませんね♥」
と仰います。


好きな言葉は、
「好きでやりたい事ならば、諦めない❗」
「これからの人生の中で、今が一番若い❗」
「耐えられない試練は与えられない」
「常に希望を見つめよう。」
「どんな場合でも、親切な視点で物事を見つめる。」


吉瀬さん、
試練を宝にして、
生きてくださりありがとうございます。


人の数だけ人生がありますが、
なかなか大変な道を、
前向きに歩まれていますね。


健康が取り柄の私には、
感じ取れない事もあったかと思いますが、
吉瀬さんの素晴らしい感性に感謝します。


今後もご自分を大切にしつつ、
良かった事探しや、前向きな生き方で、
周りの方々の希望でいてくださいね✨
応援しています\(😊)/


吉瀬さんのfacebookページは、下記です。
https://m.facebook.com/P.kichise/

ティナ②

イベントで、バルーンを作っている写真です。
この他にも、ぬいぐるみに生命を吹き込む仕事
(着ぐるみ師)もされています🥰

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