Many treasures 有形から無形へ

宝箱を開ける前の興奮は、そこに何が入っているんだろう？という期待。
でも実際には、宝物を手にした時よりも開ける前の方がワクワクする。
物を手にして喜ぶのは、手に入れた直後くらいで、空虚さを感じるのに時間はかからないでしょう。
宝箱を開ける前の方が遥かに楽しいからそこに辿り着くまでの経験が自分に刻まれる。

エネルギー的にも、有形から無形なものへと意識がシフトしています。
所有する喜びは3次元意識。もっと進んでいる人なら、そのことに気づいている人もいるでしょう。
肉体を脱ぐ時、物は持って行けないのだから、
持って行けるものは、経験です。と前におっしゃった方がいました。

今までジュエリーやコラージュを作ってきた私ですが、何かをじっくり創作して、物や形にして表現するよりも、それ以上に経験は大切なことが詰まっているように思えて、道具を使ってものづくりをする気にはなれなくなりました。それはごく自然にエネルギーを注げなくなったという感じです。
これは私の意識の変容ですね。有形なものから無形なものへ。


本質的なことは、目に見えないことが多いように、感覚的なことを捉えていく時代なのかな、とも思います。
私はいつのまにか、物を所有することよりも体験や経験をすることの価値の方に重きを置くようになっていました。

Museum Fryderyka Chopina

突然花開く友情、忘れられない人とのつながり、美味しいものを口に入れた瞬間の幸福感、心から叫びたくなる絶景を目にした時の高揚感、無限に広がる旅、私達の世界にかかる魔法を探検することの喜びは、きっと魂の喜びなのだと思う。

体験をして、味わったことは宝になる。
自分の体験の全てが愛おしい宝になる。

一年に一度、集めた宝物を見るたびに、その経験を思い出すことができる。
今はiphoneの写真アルバムが宝箱なのかも。
クリスマスの夜、あるいは新年の前日。
キラキラと輝く長い夜に
宝物が増える喜びを感じて、眠りにつく。

夜のハイウェイ　Poland

そして新たな物語りがはじまる新年には、
これから新しく経験することが待ちきれない。


2024年は最高のExperienceを願う。

〜人生の旅路はまだまだ続く〜

最後まで読んでいただきありがとうございます♪😊🙏イイね♡フォロー励みになってます。