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言葉のチカラ①人生が酸っぱいレモンをくれるなら・・・

人生が酸っぱいレモンをくれるなら、
それで甘いレモネードを作ればいい

どん底の時、友人が教えてくれたこの言葉で私は立ち上がることが出来た。
「when life gives you lemons,just make lemonade.」(人生が酸っぱいレモンをくれるなら、それで甘いレモネードをつくればいいのよ。)
わずか8年でこの世を去ったアメリカの少女、アレックスちゃんの言葉だ。
アレクサンドラ(アレックス)・スコット(1996年1月18日 - 2004年8月1日)ちゃんは、自身も小児ガンで苦しんでいるのに、レモネード・スタンドを開き、手作りのレモネードを売りながら、同じ境遇の子どもたちのために、がん治療の研究や闘病を助けるための資金集めを始めた。
4歳の女の子が始めたアレックス・レモネード・スタンドの存在は、近所の方々に口コミで知られ、支援の輪が広がっていく。アレックスに感銘を受けた人々が多くの地でレモネードスタンドを作るようになり、なんとアラスカからハワイにいたるアメリカ50州すべてでアレックスのレモネードスタンドがオープンしたという。
これを知った全米から寄付金が集まるようになり、「アレックスのレモネード基金」も創設されたが、残念な事にその夢が叶った2ヶ月後、彼女はわずか8歳で短い生涯を閉じた。

死に直面し、大人でも絶望するほどの状況にありながら、常に前向きに生きようとしていた彼女の言葉は「たとえどんな試練が与えられても、それを転換する方法はある。あきらめたり絶望したりしないで、その酸っぱいレモンを活用して価値のあるものにする努力をしてみよう」と教えてくれているようだ。

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