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朝、酒を片手に公園へ

朝?なんだこいつ!
・・・と思うのが普通ですか?
(普通って??)

機会に恵まれたときに
午前中でも午後でも公園に向かいます
(2、3か月に1回くらい?)


カフェでコーヒー片手に風景を眺めながら
考えごとをするのと同じくらい


ひとり、公園のベンチで、
酒を少量飲みながら風景を眺めるのが
この上なく好きでして


例えば、
友人とランチの約束をしている日に
1時間ほど早く現地近くの公園に行って
空いているベンチを見つけて
赤ワインの小瓶を出す
(途中のコンビニで調達)


あるいは、
用事があって出かけたついでに
大きめな公園まで足を延ばし
売店で缶ビールを買ってベンチに腰かける


「ふう~~」っとリラックスして
緑を、風を、開けた空を
全身でおおきく受け取る
そして、、、うまい言葉が見つからないけど
生きていることに思いをはせる


いろんなことを俯瞰で眺めて
世の中のことがおもしろく感じられて
感謝の気持ちが沸いてきたりする


ほろ酔いのなせるわざでもなんでもいい
日々の中で突出した喜びのひととき
得した気分
ひとりの自由!
ずいぶん安上がりだと思う


酔いは早々に醒める
(少量だから。残りは持ち帰る)
顔には出ない体質
待ち合わせした友人は
「公園?いつもと全然変わらないね」と笑う


今までを振り返ると
そんな「公園酒」のヒストリーの中から
印象的なひとコマが思い返されてくる


絶え間なく落ちていく噴水の飛沫
公園が貸切状態になった夕暮れ時のこと


自分とはなんだろう
一体この世界はなんなのか
ベンチで考えたこうした問いは
ずっとずっと続いている


人から見たら
おばさんがベンチでひと休みしてた
というだけなんですけどね


振る舞いはごく常識的
普通の公園利用者です


個人のあまりにもささやかな喜び
自由を享受する大切なひととき
原始的な哲学思考の楽しみ
、、、私のベースになっている


誰にだってこういう時間はあると思う
公園じゃなくても酒じゃなくても
その人その人のスタイルで
(ひとりであることが必須です)


雑務にまみれた日常の中にそよ風を通すような
心がおもいっきり伸びをするようなひとときが


その自由は限りなく大切ですよね


またそろそろ行ってこよう~


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おしまい


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