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陰陽曼荼羅

このところ描画療法と気功や太極拳のことをよく考えます。

描画療法は芸術療法の一種で

絵を描くことで病気が治るといってしまえば多少語弊がありますが、

心身への良い影響があるといわれています。

たとえばバウムテストといって実のなる木を一本描いてもらうことで

たくさんのパーソナリティに関する情報を得

ることができたり、治療的な側面があること

はたくさんの研究が明らかにしてます。

絵を描くことと太極拳に何の関係があるかと

問われるとなかなか返答に困りますが、

仮説として、

たとえばスイスの深層心理学者のユングが

自らの統合失調的なクライシスを曼荼羅図を

描くことで治癒していったように

太極拳や気功、鍼灸臨床でもそうですが、

経絡や☯陰陽の統合的なイメージをベースに

空中に絵を描いたり、身体に絵を描いたりし

てるのと少し近いニュアンスがあるのではな

いかということです。

そこでは心身も他者と自分も

病んだ葛藤を統合してゆく

そのような豊かなイメージ、夢を古代から

東洋では紡いできたのではないかという

仮説イメージは

ずいぶんたとえ私だけだとしても

深いところから

心とからだも元気にしてくれます。

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