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行動からみる痛み

痛み

というのは主観的なものでなかなか血液検査のように客観的な数値として扱いにくい。

そこで

目に見える「行動」を観察するところから痛みへアプローチしようとする流れがでてきた

そこでまず

古典的条件づけ - Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E7%9A%84%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%A5%E3%81%91

レスポンデント条件付けともいう

パブロフの犬なんかを思い出してほしい

たとえばエサに対して唾液がでるのは生理的で反射的な反応

無条件で自然にそうなるので

無条件反射

ところがベルの音とエサを関連づけてやると

犬に学習が起こり

ベルの音を聞いただけでも唾液がでるようになる

なるほど

さて

これを痛みでいうとどうなるか

たとえばある動きで痛みが出る場合

痛っ!→筋肉緊張や負の感情、顔をしかめる

などの生理、反射的な反応

これは

エサ→唾液出る

と同じように

自然な無条件反応

これが

ベルが鳴るとエサがもらえると犬が学習したように

痛みでは

痛み→ネガティブ感情、筋収縮

から

「運動」→ネガティブ感情、筋収縮へ

動作だけでも恐怖や情動反応がでるように

学習され条件づけされる。

これは

恐怖-回避モデル(fear-avoidance model)

や恐怖条件づけといったりする

たとえばもう炎症がみられないのに痛み続ける複雑な慢性疼痛のひとつの説明になっている

そこから

次は痛みとオペラント条件付けの話になるが

今日はここまで。




















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