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心は分解できる?ブントの構成主義

科学として認められる為に心理学の格闘してきた歴史

近代心理学の父と呼ばれるヴィルヘルム・ヴントは世界初の心理学実験室をライプツィヒ大学に創設しました

心とは何かとブントさんに聞いてみるときっとこう言うでしょう

心は心の材料のようなもの(要素)の集まりだと

水=水素+酸素

物質を分析するには分子構造を分析すればよいようにブントも心的な要素を分析すれば、心や意識の正体を突き止められる

意識(心)=イメージ+感情+意志+感覚

そうブントは考えました(構成主義)

その方法としては実験者に刺激を与えて

その瞬間にどのようなことを意識したかを自

己報告してもらう内観法というものです

もちろん意識を直接観察はできないので

実験者に一定の訓練を設けました

この構成主義の流れをくむアメリカの心理学者としてはウィリアム・ジェームズがいます

ジェームズはバラバラした部品そのものを分析するのではなく、その部品がどのように実用的に機能し動いてるのかを探求しました

それを機能主義といいます

ジェームズはあの有名な「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」の

ジェームズ・ランゲ説のジェームズですね。







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