カクテルパーティ効果
飲み会などで、騒がしいなか、目の前のAさ
んと話している最中に、離れた席で声が大き
いわけでもないBさんの話がやたら耳に入っ
てきたりする
こんな経験がおありでしょうか?
Aさんには失礼かもしれませんが、
これも説明する立派な認知心理学の用語があ
りまして
カクテルパーティ効果といいます。
目や耳から入ってきた複数の情報をどれが重
要か選択して注意を向ける選択的注意という
心の働きで
脳には複数のフィルターがあり
その一つから短期記憶へ
しかも
一つしか通れないボトルネックという
脳内の細い道を通ってゆくというモデルです
有能な人はたくさんの情報をいっぺんに処理
しているようにみえますが、実は人は同時に
2つのことを処理できないようです
元空軍パイロットであった心理学者のブロー
ドベントの主張です。
向こうの席で誰かが私のことを話してる!
と認知した瞬間、
脳内のフィルターが切り替わり
目の前の人の話が入ってこなくなっちゃう
これは失礼なことでもありますが
認知の特性でもあるんですね。
もしサポートしていただけたら、とってもとっても励みになります