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○○○は最強のセルフケア

治療後の患者さん

ハァーとため息がでる。

治療がうまくいかなかったのだろうか

少しちがう

正確には、

からだがゆるんで、うまく吐く息が出せるよ

うになったのかもしれない。

息は生き、勢、意気、活き、粋 ・・・

吸って吐く、吐いてまた吸う。

サンサーラの車輪のように

陰と陽の太極図のように

回りつづける車輪みたいだが

パニックになると動きがとたんにおかしくなる

不安のスイッチが入ると

息を吸うほうばかりに執着して過呼吸状態に

なりやすい。気があがってしまうのだ。

このところ伊藤絵美さんの「セルフケアの道具箱」という本をテキストにして

患者さんとセルフケアについて一緒に勉強している。

自分を落ち着かせるワーク7番目は

「おおげさに息を吐きまくる」。

お金もいらない、時間もかからない

ため息を積極的に出してゆくことで

気持ちと体への最強のセルフケアとなる

第6番目のワーク、筋弛緩法と合わせてやってもさらにいいとおもう。

からだの邪気やゴミを口から吐き出すイメージも良いだろう。

本来生命は一瞬一瞬が新しくみずみずしい

新しい空気を取り入れるたびに新しいいのちが生まれ、古いものは出てゆく。

新しい新年を迎えるには大そうじが必要なように。















息は生き。活き。

パニックになると息は吐けなくなる

吸うほうばかりにかたよってしまうのだ。

恐怖や不安のハァーは吸う方で過呼吸につながる

伝統的な呼吸法はおおむね長く吐く息を大切にする。(わざと過呼吸にさせる技法もあるが)







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