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あの人が好きなモノは私も好き ハイダーのバランス理論

人はバランスをとろうとして、そしてジレンマする

社会心理学から
今日も認知的整合性、バランス理論について

あの人が好きだと
あの人が好きな〇〇も好きになってしまう


これはCMなどでも応用されてますね。

ハイダーのバランス理論

三者、モノも含めて、
三者の間のバランスを保とうとする人間の心理状態を表す社会心理学用語

ちなみに東洋思想の陰陽五行は世界を5つに分けてそのバランスをみていきます

もちろん実際はもっと複雜ですが

簡単にいうと3者、私、好きな人、好きな人が好きなモノがあったとします。

あの人好きなんだけどあの人が好きなモノ、または対象が嫌いな場合
(たとえば、私は爬虫類が苦手だけど、私が好きなあの人はペットで大好きなトカゲを飼っているとか)

矛盾、葛藤が生じますよね。

心はシーソーのようにバランスをとるように動きます。

そう、私は

トカゲを好きになるか

あの人を嫌いになるか

どちらかに寄ってバランスをとろうとします。

関係性の妙ですね。

ちなみに

東洋医学などで
甘いものが苦手な人が急に甘いものを山ほど食べだしたなら
そこには何か甘いものをとってバランスをとろうとする矛盾や葛藤が隠れていたりします。
ストレスとか糖尿病とか色々です

前回の不協和理論もそうですが

社会の中でバランス、一貫性を保とうと変容する心、認知、情動、行動

不均衡から安定を求めるのはホメオスターシスのルールに従う自律神経ばかりでなく
社会の中での心の働きもそうなんですね。

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