大使館と外務省

01/06/2023

(修ちゃんおたおめ!)

今日はまたまたデン・ハーグ。ほんま、週に何回来るねん。と思ってるけど用事があるもんで、しゃーないのです。

今回は、戸籍の英訳をとりにいきました。

個人事業主ビザの申請にはさまざまなステップがあるけど、その中の

  • 住所登録をする

  • 住民番号をもらう

  • 商業登録をする

  • 会社の銀行を開ける

は5年住んでいる間に全て済ませたし、住所は今住んでいるお家があるので問題なし。

まだ残っているのは

  • 会計士に頼んでバランスシートを作ってもらう(*1)

  • 申請用紙を記入する(*2)

  • 戸籍謄本を英訳してリーガライズする(*3)

な訳です。

*1 会計士に頼んでバランスシートを作ってもらう

会計士さんにバランスシートというものを作成してもらいます。これは、個人事業主ビザの条件である、一定の資本金が会社の口座に入っていることを証明してもらうような書類です。わたしは知り合いが教えてくれた会計士さんに頼んで作ってもらいました。わたしのケースは€250かかりました。

*2 申請用紙を記入する

これは、IND(移民局)のホームページからダウンロードして書くことになります。出身の国とか新規か更新かなどで出す用紙が違うので気をつけてください。(わたしもINDに電話して一緒に確認した。けど、話す人で言うこと変わる罠があるからな〜笑 と思いつつ、一旦かいた。)

*3 戸籍謄本を英訳してリーガライズする

こちらは、日本で戸籍をとり、それを外務省に送ってアポスティーユってのをしてもらう。で、その原本を持ってオランダに来る。これは日本にいるときしかできないので注意。わたしは実家の両親に戸籍を取ってきてもらい、委任状を書いてアポスティーユしてもらいました。そして、たまたまその時に日本に帰っていた知り合いにリュックに入れて持ってきてもらった。という流れです。

そして、デン・ハーグの目的はこの、持ってきてもらった戸籍を「翻訳しリーガライズする」の中の「翻訳済み書類をとりに行ってリーガライズする」のパートです。

まず、「戸籍を翻訳する」のパートは、戸籍のコピーと申請用紙を大使館に事前に郵送で送っておきます。そうすると1週間後に取りにきてください。みたいなメールをもらいます。なので取りにきてくださいと言われた日付以降に大使館に取りに行くわけです。

さてさて、今日のながれは

大使館に行く(翻訳済み書類受け取り)
       ↓
外務省に行く(書類をリーガライズ)
です。

まず、大使館はいろんな大使館があるエリアにあります。歩いても行けるけど(40分)、トラムかバスに乗るのがいいかも。暑かったし、わたしはトラムで。15分-20分くらいでつきます。チャリが一番早い。日本大使館、外観が他の大使館とは質感の違う感じ。他の国はここにあった建物をそのまま使ってるのかな?とか、ヨーロッパみを感じるけど、日本大使館だけは白くて四角い。「ミニ地方都市の市役所」って感じ。

わたしはなんと一番乗り。(午前9時)(気合十分すぎる)その後の外務省のことも考えて、早めに。中に入ると入り口のロッカーにケータイも荷物も置きます。そしていざ中へ。ほんま、役所の雰囲気と託児所の雰囲気混ざったオレンジ色の蛍光灯のお部屋。雑誌の置き方とか空気感が病院の待合室なエモさ。謎の佐渡探訪マップがあったので持ち帰りました。窓口は、いわゆる窓口って感じで、窓口でした。(語彙力)
「取りに来ました〜」って言ってパスポート渡して、5分もしないうちに完成してる書類をもらいました。帰る頃に何人かチラホラ来始めたけど、混む前に来てよかった。窓口の担当者の方には人間として丁寧に扱ってもらったので、久々に窓口に来た気持ちになりました。お役所の皆さん、お疲れ様です。(発行代は€9。現金のみ。久々に「すみません。大きいんですけど、おつりでますか?」って日本語使った。全てが詰まってる一文。)

そして、そのあしで外務省へ。11時までに持っていくとそのままリーガライズしてくれて持って帰れるので一気にできておすすめです。(大使館、午前9時着の所以)外務省はデン・ハーグ中央駅前にあるのでまたトラムに乗って駅に戻ります。行くと、いくつかの窓口と券を発行している機械が2台。わたしは”リーガライズ”と書かれた方の機械から券を取って番号で呼ばれるまで待ちます。呼ばれたら窓口に行って、翻訳書類を出して、「リーガライズしてちょー!」というと、窓口の人が、「リーガライズが済んだら番号で呼ぶから待ってておくれ〜!」と。(英語だとこのくらい丁寧語省いた感じで話してる気がする。笑)そして15分くらい待ちました。(待ちのお供は〈民芸とは何か〉 by 柳宗悦)わたしの番号が画面に表示され、同じ窓口へ。「はい、書類!€10ね!」と言われ払う。終わる。

この時点で午前10時半。1日が長いっていいね〜ってなわけで海も行って、美術館も堪能してきました。(大好きなHenry Moore展がやってたのよね。また後日話します。)

海。賑わいだしてた。

そんなこんなで、必要書類が全部揃ったので、あとは全ての書類を出すのみ!日本人でよかった〜と思うのは、この工程の少なさにあります。ありがとう、権利のために戦ってくれた方々。

つづく、、!

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