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【職場の教養】2023年09月08日 北風と太陽

 イソップ寓話の一つに「北風と太陽」があります。
 物語は、旅人の上着をどちらが先に脱がすか、力比べをする内容です。この話は人材育成や家族教育など、指導者側の教訓として読み解くこともできます。
 美容業を営むM氏は、優れた技術を持ちながらも険しい表情で仕事をする社員に、「笑顔で接客しましょう」と伝えても、頑なに拒む態度に悩んでいました。
 M氏は〈笑顔になれない理由があるのではないか〉と視点を変え、相手に寄り添い、傾聴を心がけると、深刻な悩みを一人で抱えていることを知りました。
 そこで、解決に向けてアドバイスしつつ、見守ることにしました。その後、社員は次第に笑顔になり、イキイキと働くようになったのです。
 人材育成は、各々の性格や特質、環境が異なるため、正解はないとされますが、知らず知らずのうちに北風のような力業で相手を変えようとして逆効果になることもあるのかもしれません。
 相手に寄り添い、やる気を引き出す方法があることを肝に銘じましょう。

今日の心がけ◆相手の心情をくみ取りましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2023年9月号より引用


【1】このnoteについて

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したコト、ほかのヒトが話していたイイ話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

と思われるかもしれませんが、有料記事は業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

という方は読んでみて欲しいです。

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#職場の教養 #朝礼 #朝礼が嫌い #朝礼で声が震える #スピーチ #朝礼当番 #話のネタ #相手に伝わる話し方

【2】 著者の個人的な感想

この寓話には『北風の厳しさよりも太陽の優しさのほうが勝る』という教訓が込められています。

『太陽の暑さも十分厳しいと思うけどなあ…』と、ひねくれたことを考える少年時代を過ごしましたが、大人になったいまでは人並みに共感できるようになりました。私も成長したんですね。笑

えっと、ここからは北風と太陽のお話を皆さんが知っている体で書きますので、ご存じない方はネットであらすじを調べてみてくださいね。

前職は、北風(上司)が強い職場でした。北風が強い風(仕事を早く覚えてほしい)を吹かせる気持ちはわかりますが、風が強すぎる(厳しく接しすぎる)ために、旅人(社員)は皆、上着を強く握って離しません(心を閉ざしてしまいます)

太陽(私)はそんな職場環境が嫌でしたので、太陽のようになりたいと願い、働きかけました。暖かな太陽のように旅人を見守り、そして包み込むことで旅人は上着を脱いで(心を開いて)くれました。

…というように、厳しすぎたり、自分の思いを押し付けるだけでは伝わらないケースがあります。また、伝えることに集中しちゃうから伝わらなかったときに怒りや悲しみが込み上げてきて、余計に伝わらなくなってしまいます。人と接するって難しいですよね。

職場には様々な個性を持つ人がいっぱいいます。北風のような強い風が心地よいと思う人もいれば、太陽のようにジリジリと照りつけるような暑い環境がいいという人もいるでしょう。アメとムチではないですが、私は北風と太陽のお互いの良いところを尊重しあい、協力するのが一番だと思います。

この教訓は仕事でも私生活でも役に立ちますので、ぜひ実践してみましょう。

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【3】 意見を述べてみよう

北風と太陽のお話はもちろん知ってはいるのですが、子供のときに…

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