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【職場の教養】2023年11月26日 相手と向き合う

 出張で家を空けがちなY氏は、家族との会話が少ないことに悩んでいました。特に、中学生の息子とは、たまに顔を合わせて挨拶しても返事がありません。
 ある日、短歌を始めたという部下との雑談で、「家族について詠むようになってから、折り合いの悪かった母親との関係が良くなった」との話を聞きました。
 Y氏は短歌にふれた経験はありませんでしたが、〈自分もやってみよう〉と思い立ち、その日から息子についての短歌を一日一首詠むことにしました。
 短歌を作るため、家に居るときは息子を観察するようになり、また、出張先では、息子の幼い頃の出来事を思い返すことが増えました。すると、息子の長所や個性が見えてくるようになったのです。
 それからというもの、家族の団らんでは、返事はなくとも、息子が興味のありそうな話題を出すなど、息子への関心を行動に表わすように努めました。
 そうして半年が過ぎたころ、決して自分から挨拶しなかった息子が「おかえりなさい」と声をかけてきたのです。Y氏は感無量で「ただいま」と返しました。

今日の心がけ◆相手に関心を持ちましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2023年11月号より引用


このnoteについて

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【1】 著者の個人的な感想

相手と仲良くなりたいなあと思ったときにまずすることは、今日の心がけの通り「関心を持つ」ことでしょうね。

街中ですれ違う人や、電車の中にいる人全員に声を掛けないのと同じで、関心のない人には視界に入れることすらしません。ようするに「無関心」というやつですね。

このお父さんと息子の関係はまだ「無関心」ではありません。父は会話が少ないことに悩み、息子は~…嫌いなのか怖いのか恥ずかしいのかわかりませんが、父に何かしらの感情を抱いているはずで「無関心」ではなさそうです。

「好き」でも「嫌い」でも、相手に対して関心があるうちは何とかなりますが、無関心になるとなかなか元に戻れません。息子がその辺を歩いている赤の他人と同じになる前にお父さんは行動できたのでセーフですね。

さて朝礼では。

相手に関心を持つなんてめんどくさい、仕事に支障がない程度でいいと思っていませんか? 確かにそれでも仕事はできるかもしれませんが、それではお互いに成長しません。

相手に関心を持つということは、コミュニケーション能力も行動力も身につくので自分のためにもなります。ぜひ実践していきましょう。

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【2】 意見を述べてみよう

相手と向き合ったり、相手のことを知ろうとするには…

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