見出し画像

【職場の教養】2023年12月01日 懐に飛び込む

 Aさんが剣道を習っていた時のことです。師範から「斬りつけられそうな一番怖いと思う瞬間に、逃げずに相手の懐に飛び込むのが大事。避けたり構えたりすると相手の勢いがついて被害が大きくなる」という趣旨の指導がありました。
 続けて「これは日常生活でも応用ができる」と諭されたのです。当時は疑問を抱いたものの、師範の言葉はAさんの心の中に残っていました。
 その後、就職して数年が経った時のことです。取引先の担当者が苦手な感じの人だったため、Aさんは不安を抱いていました。
 そんな時に「相手の懐に飛び込む」という師範の言葉を思い出し、〈苦手な相手だからこそ、向き合うことを大切にしよう〉と決意しました。
 Aさんは、仕事の話の前に雑談から入るなど、相手を知ることから始めました。そうして担当者の人となりを理解していくことで、徐々に不安は解消され、スムーズに会話ができるようになっていきました。
 その経験を機にAさんは、苦手な人との向き合い方が大きく変わったのでした。

今日の心がけ◆相手に向き合いましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2023年12月号より引用


このnoteについて

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

と思われるかもしれませんが、有料記事は業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

という方は読んでみて欲しいです。

朝礼当番が月2回以下→単品購入(100円)
朝礼当番が月2回以上→定期購読(月/299円)

定期購読は初月無料です。まずは無料お試しで!
毎日更新しています。ぜひご登録をお願いします!

#職場の教養 #朝礼 #朝礼が嫌い #朝礼で声が震える #スピーチ #朝礼当番 #話のネタ #相手に伝わる話し方

【1】 著者の個人的な感想

何か一つでもいいところがあると、その人のことを嫌いになれない私としては、今日の内容はあまりピンと来ませんが、ごく稀に初対面で話し始める前から「あー…生理的に無理な気がする」という人がいます。今までの人生で4人いましたが、いずれも「窃盗」「不倫」「不倫」「横領」という感じで問題を起こしていなくなりました。

というように、相手と向き合う気にもならない人がたまにいますが、基本的にどんな相手でも仕事ではきちんと向き合うようにしています。そんな私が心がけているのは「美点探し」ですね。冒頭でも書きましたが、何か一つでもいい所を見つけることができれば、なんとなく好感が持てるようになるものです。「態度も表情も怖くて苦手だけど、時間や約束はキッチリ守る人なんだよなあ」みたいに、いい所を知ると向き合えるようになるかもですよ。

さて朝礼では。

サービス業や営業職じゃない自分は話のネタがないと思った人は、家族や同僚との関係に置き換えて話してみましょう。今まで意思の疎通が上手くできなかった人が、実は意外と気の合う人だった…なんてこと、あると思います。どんな相手でも向き合えるようにしましょう。

有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に原稿を書いています。ぜひご購読をお願いします!
読んでもらえることが励みになりますので、ぜひスキ♡とフォローをお願いします!


【2】 意見を述べてみよう

私も人間として感情を持って生きていますので、多かれ少なかれ苦手な相手は…

ここから先は

498字

¥ 100

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!