セブ島不動産ツアーの話
ここまでのあらすじ
・セブ島に一部屋コンドミニアムを購入。
・しかしコロナで工事が遅れて入居予定が2025年以降。
・セブで就職しちゃったから家を買ったのに入れなくて賃貸してるのもったいないよー。
・Twitter(X)で不動産情報発信している人を発見！
・不動産投資もありじゃない？
・じゃ、ちょっとセブ行ってみてきて（夫司令）。
というわけで、セブ島不動産ツアーをお願いしました。
コンタクトを取ったのはセブ島不動産ツアーを企画していらっしゃるKosukeさんです。
以前からツイートを拝見していてかなり有益な情報を流してくださるし（美味しい話は自分だけ独り占めしたほうが儲けられるのに）、現地の情報にめっちゃ詳しい！ということでお願いしたのですが、Kosukeさんとタイミング合わせる前にお互いに帰国したりなんだりでなかなか合わなかったんです。
その際、Kosukeさんから「新谷メリアンさんという日本語が上手なエージェントさんがいるので紹介もできます」と言われてはいたのですが「日本語が上手な」のレベルがわからなかったので二の足を踏んでいました。
海外で不動産を買うときに一番ネックになるのがやはり言葉の壁で。
税金やら手付けやら契約やらと細かいことが全部英語。
専門用語というレベルの英語なわけです。
前回購入したときは、担当者は完全に英語オンリーだったので本当に不安で手付けを払うのさえ心配でした。
契約書に至っては、フィリピンの弁護士さんに何度も見てもらい都度確認して進めるという形で時間もかかりました。
なので、今回できればKosukeさんがいるときにお話が聞けたら！と思って虎視眈々と機会を狙っていたのです(笑)
さて、肝心のツアーはどのようなものかというと、Kosukeさんが案内しているツアーはKosukeさんの会社とかではなく「Cebu J Service」さんという、新谷メリアンさんのエージェント会社さん企画のもの。
その内容はざっくり２パターン。
１つはグループツアーで1500ｐとか？（値段うろ覚え）
こちらはその名の通り、見知らぬ人が合う日程で集まりいくつか代表的な物件を回るというもの。
メリットは
・ツアー費用が安い
・他の人の質問や意見が参考になる
デメリットは
・自分の希望物件ばかりではない
・気になったところに時間を割くということができない
・プライベートな内容の質問がしづらい（今の資産がいくらで～等）
かな。
で、もう一つがプライベートツアー。
こちらは１日3500ｐですがその名の通りプライベートです。
専属ガイドみたいな感じで、自分の希望している物件やKosukeさんオススメ物件をピックアップして1日じっくり回れます。
メリットは上記の通り。
ともかくプライベートなので時間も見学物件も思い通りです。
デメリットは
・グループツアーに比べて費用が高い
くらいしか思いつきません。
気になる物件やこういう物が見たい、予算はこのくらい、条件は（私の場合は「ペット可」の物件とか）など事前に伝えておくとKosukeさんがオススメ物件をピックアップしてくれます。
その中で選ぶもよし、選べない場合はお任せでお願いすると1日のスケジュールを立ててPDFで送ってくれます。
私の場合はマクタン島とセブ市をそれぞれ1日ずつ、トータル7000ｐでお願いしました。
というのも、第1希望はマクタン島だったのですが、夫が投資ならセブシティもありかもしれないと言って決め手に欠けたからです。
どうせなら両方見てマクタンとシティの立地のメリットやデメリットなどを含めて検討したいと思いました。
結果として7000ｐの価値あり！でしたね。
まずこんなピンポイントに見たい物件だけを回ってくれるツアーは無いし、ドライバーさんも親切でイケメンだし（⇠ココ重要！）、ランチはAbaca行けたし！（希望すればたぶんどこでも連れてってくれます。時間との兼ね合いだけど）
気になった物件ではしっかり話を聞くことができたのも良かったです。
実際にツアーを案内してくれたのはKosukeさんと新谷メリアンさん。
メリアンさんはめーーーっちゃ日本語がお上手な方でした！！
まったく不自由なく、普通に日本語で会話しました！
こちらが聞きたいことも英語やビサヤ語で直接ディベロッパーに聞いてくれるので間違いがなく、わかりやすかったです。
ランチのときや移動中にメリアンさんと夫ノロケ大会したりしました(笑)
メリアンさんも私も、夫大好き同盟です。
メリアンさんの旦那さまは日本の方で、メリアンさんと出会ってからずっとセブにお住まいだったそう。
不動産のお仕事も元々はメリアンさんの旦那さまがメインでやられていて、メリアンさんはサポートをされていたそうです。
「そうです」「だそう」と私が全て過去形で書いているのには、とても悲しい理由があります。
メリアンさんの旦那さまは、今年お亡くなりになったそうです。
旦那さま大好きなメリアンさんはすごくすごく悲しんで、とってもつらくて、それでもお子さんを育てていくため一念発起して旦那さまの事業を継ぐことにされたそう。
そのときに、メリアンさんご夫妻のお友達であるKosukeさんがお手伝いを申し出て今のような形になったそうです。
お互い「夫が好きすぎる妻」としてお話しながらも、泣きそうになりました。
私は夫が好きすぎて、もし夫が先に逝ってしまったら私は翌日に死ぬだろうと本気で思っています。
自ら命を、とかではなく、たぶん悲しすぎて悲しみすぎて逝ってしまうと思っています。本気で！大マジで！
一人でなんて生きていけない。
夫がいない世の中なんて生きていても何も楽しいことがない。
一緒にいなきゃ、意味がない。
常日頃からそう思っているから、同じように夫が好きすぎるメリアンさんが、旦那さま亡き後も事業を継いで頑張っていらっしゃることに胸を打たれました…。
きっと想像以上につらい。
今だってずっとつらいし、悲しいし、寂しいだろう。
でもお子さんのため、頑張らなきゃと笑顔で案内してくれている。
そう思うと抱きしめたいくらい切なかったです（私が汗臭かったので自粛しましたが）。
夫の話をしている時、お互いちょびっとしんみりしちゃいました。
しかし！
彼女は暗い顔してお仕事なんてしない女性！！
しなやかで強い、可愛らしくて凛とした女性でした。
ツアーは終始なごやかで楽しいものでした。
1日に５～６軒もの物件を見てまわれて、特に事前に気になっていたところやお話を聞いて気になったところはじっくりと説明を受けられました。
反対に思っていたよりは…というところはサクサクっと進むので、だいたいタイムスケジュール通りにスームズに回れました。
いやーすんごい情報量で私の頭はパンク寸前！
事前に興味のある物件だけに絞っていたにも関わらず、
いや、絞っていた故にどの物件も魅力がありとても迷う！
しかし私に迷っている暇はなく、ともかく情報を写真を詰め込んで帰国するのが私のミッション！
あとは夫が判断する！（個人的に「ここは素敵、住みたい」とかメモは残しておいた！）
２日間でマクタン島、セブ島の人気物件やお気に入り物件を回って頭パンパンで帰国しました。
まぁ帰国の時にもなんだかんだありましてすんなりとは行かなかったけど、終わりよければ全て良し！かな？？
メリアンさんのおかげか、Kosukeさんか、はたまた私が強運の持ち主なのか？
セブ到着の日は大雨だったらしいけど、翌日からのツアーではお天気に恵まれ、一部移動中に雨ということもあったけど物件につく頃には上がっていて不自由することなくまわれました。感謝！
不動産ツアー、特に海外での不動産ツアーは本当に地元に詳しい人にお願いするのが良いなぁと思います。
セブの１件目のコンドのときもそうでしたが、日本のエージェントにお願いすると、
その会社がオススメしたい物件しか出てこない
案内する人が土地勘がない
紹介する物件のことしか知らない
ということが起こります。
これは実際にツアーに来る前に日本の別のエージェントさんを訪問した時にも思いました。
セブの話をすると「へぇ、そうなんですか！」「そんなのがあるんですか！」と驚かれることもあり、この人はあまりセブに詳しくないんだなぁという印象がありました。
そういう点で、ローカルの人は地元の情報に詳しいのでとても有意義な情報をさらっと持っていたりします。
例えば、前回のコンドを紹介してくれた友人などは、全く不動産のお仕事に関わりがないけれど地元民として「マンダウエ市がディベロッパーと協力してちょっとした街みたいなものを作ろうとしている」とか「今度の橋は日本の企業と協力してるようだから絶対にできるよ」とか、そういう情報に詳しいです。
メリアンさんも地元民なので、そういうローカル情報は持っていますしそれをお仕事に活かすことができます。
ここは強みだなぁと思いました。
また、ツアーを組んでもらい効率よく回ることができる他、ツアー後にもLINE等で相談ができる点がとても良かったです。
私の場合はわりとすぐにお目当ての物件が決まって、夫が手付をうちたいという話になったのですが、そのことをディベロッパーさんに伝えてすぐに手付け金の支払い方法などを教えてくれました。
うちはすでに銀行口座があり、二度目の購入ということでなんとなく流れがわかっているからまだ聞きたいことや聞くべきこともわかったのですが、これが初めての不動産購入という場合は特にちゃんとしたエージェントさんを選ぶことが大事だと思います。
エージェントさんがサボってディベロッパーに連絡を取らなかったり、アクションが遅い場合、人気の物件は他の方に手付打たれて押さえられてしまう可能性があります。
うちも今回買った場所にある建造物ができるという情報を得て、これはニュースが広がってしまう前に仮でも押さえなければ！と慌てて手付金をうちました。
ちなみに手付金は部屋の広さに関わらず一律の金額で、私の狙ったコンドミニアムは25000ｐでした。
こちらは万が一キャンセルした場合は帰ってこないお金ですが、支払っておけば一ヶ月ちょい仮押さえができます。
もし何か不安要素があるとか、うちのように契約書は弁護士と相談してから書きたいので時間がほしいという方は仮押さえをオススメします。
またしてもここまで駆け足で書いてきましたが…
セブ島はまだまだ伸びしろが多く、どんどん成長していくところだと思います。
不動産投資というのも有りだし、自分が将来住むために物件を買うというのもいいかと。
特に、今の時点で事業計画はあるけどまだ物件自体は影も形もない、そういうものは比較的安く買えて建ったあとは高く売ることができます。
10年スパンの計画のものなどは、今すぐに移住するわけではないけど後々セブで余生をのんびり過ごしたいと思っているという方にオススメ（うちの場合は、もはや余生に片足突っ込んでるので待っていられないですがｗ）。
投資も購入もまだ何もわからないけど何となく興味がある、という場合でもKosukeさんは相談に乗ってくれますのでぜひコンタクトしてみてください。
また、親切丁寧可愛いエージェントさんの新谷メリアンさんの会社「Cebu J Service」も自信を持ってオススメします☆
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