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閑話休題 色々ありすぎ弾丸ツアー

ホントは一気に不動産ツアーの話を書いてしまいたかったのですが、このnoteって基本的に誰に見せるわけでもなく備忘録的に使っていこうという感じでやっているので日記のような使い方もしようかなと思っている次第。
なので、ツイートする時は(え?今はもう「Twitter」ではなくなったから「ツイート」って言わないの?何ていうの?エーーックス?!)皆さんのお役に立つかなぁ?と思う情報を書いている時。
そうでない日記のようなものは基本的にツイートしないので、まぁ暇つぶし的に読んでみた~とか、うっかり見ちゃった!とかだったらごめんなさい。
完全に自己満足というか、日記です。備忘録。

というわけで、不動産ツアーに参加するため3泊4日(間2日は不動産ツアー)という弾丸渡比に挑戦したわけですが。
なんだか渡航する時から色々あったんです。
些細な出来事ばかりでしたが、今にして思えばもうすでに行きから色々始まっていたのかも…。

ある朝、私は成田空港に向かっていました。
荷物は小さめのキャリーと手持ちのバッグ。
超短期滞在なので基本的に着替えとシャワーグッズと歯磨きグッズくらいしか入っていません。
あ、メリアンさんにお渡しするお土産とかもあったな。
で、飛行機には余裕で間に合うように事前に最寄り駅から新宿までの特急と新宿からの成田エクスプレスを予約しておいたのです、夫が!!(ココ重要!!)
夫がえきネットとやらの会員なのでそこから取れば安くなる、らしい。
ので、座席指定でどちらも押さえてもらいあとはのんびり指定された電車に揺られて成田空港まで行けばいい…ハズでした。
しかし、最寄り駅にいくとめっちゃざわざわしている。
人が多い。
何だか聞き取りづらいけどアナウンスが流れている。
停止?運転見合わせ?復旧の目処はまだ立っておらず?
え?もしや?!まさか?!
そのまさかでございました!!
乗るはずの電車が途中で止まっているじゃぁありませんか!!
ちょぉ待てよ!(キムタク風)
どうやって成田に行けばいいの?ってか間に合わないんじゃ?
慌てて駅員さんに電子切符を見せながら「これで新宿いって、成田エクスプレス乗れないと間に合わないんですぅぅぅぅ!」とすがってみる。
するとさすがプロ!
ちゃちゃっと調べて「ここで◯◯乗って、〇〇で乗り換えて新宿行けば、この成田エクスプレスにギリ間に合います!」
おぉぉぉ!!
さすがプロぢゃ!!
よっしゃ、ギリギリでも間に合うのならなんとかなる!
成田エクスプレスに飛び乗りさえすれば!

そうして私は言われた通りに新宿に向かうのだが、しかし!
よぉく電子切符を見ると成田エクスプレスの出発地は「東京」
東京?!
私は新宿乗り換えで夫に頼んだはずだけど?!
慌てて夫に連絡すると「すまん、間違えた」
って、どゆことだってばよ!
余裕がある日ならいいよ。
遊びに行くとかそんな日なら新宿乗り換えが東京乗り換えになろうとも問題ないさ。
しかし事は急を要するのだ!
ここで新宿からの成田エクスプレスに乗れなければ東京では間に合わないのでは?!
焦って乗り換え案内を調べまくる!!
ネット社会に生きててよかったぁぁぁぁぁ!
なんとか東京までの最短ルートを見つける!
こ、これなら成田エクスプレスに間に合う…!!
乗り換えで全力疾走したわ。
ホント、スーツケースじゃなくてよかったわ!!(2日ほど出張のサラリーマンくらいのキャリーバッグ)

さてほうほうの体で東京駅に到着し、成田エクスプレスに駆け込んだ。
ようやく一息つけるぜ、ふぅ。
指定された座席を探す。
と、その座席に韓国人カップルがいて爆睡してるじゃありませんか?!
えぇぇぇぇ?この席、私の席、だよね?
(そもそも予定の電車に乗れずに来ているので駆け込んだ成田エクスプレスの番号とかろくに確認していなかった。でも時間的には合ってたから間違いない!と思っていた)
起こして、もし間違えていたら申し訳ないと思いコロコロを引きながら入り口の方まで戻り番号と号車を確認。
再度、座席を確認。
間違いない。
恐る恐る声をかける「あのぅ、えくすきゅーずみー…?」
(テーブルに置いてある雑誌だの何だのが全部韓国語だったので韓国人カップルと判断して、自信なさげなエクスキューズをした)
なに、なんか文句ある?みたいな顔で男のほうが起きた!
「めいびぃ…でぃすシートいず、まいん…?めいびー??」
(英語に自信がない。かつ朝からのバタバタでこの電車で合っているのかも自信がないのダブル自信のなさが生み出すメイビィ!)
「はぁ?ここ、うちの座席だけど?」
と言ったか言わないか、彼が差し出す紙の切符には間違いなく同じ号車、同じ座席番号が表示されている。
おぉぅ、これが噂のダブルブッキングってやつか?!
疲れ果ててホントは座りたい気持ち満々だったけど「わかった、じゃぁ車掌に確認するね。起こしてごめんね」と席を離れ、車両の連結部に移動。
はぁ、ツイてない時はとことんツイてないのだなぁ。
他の座席もそこそこいっぱいだし、座れるのかなぁ。
不安になりながら車掌を待っていると、爆睡していた女の子のほうがやってきて、たどたどしい英語でなんか言ってくる。
どうやら「私達の間違い」的な感じらしい。
どういうこと??
見ると彼らの切符の日付が前日のものだった!
Oh…
っていうか前日の切符って大丈夫なの?!
だってこれ成田エクスプレスだよ?!
成田いくんだよね?ってことは国に帰るとか、ともかく海外にいくってことでしょ?昨日の切符ってことは、飛行機ももしかして?!
心ではざわざわしたけど、ともかく彼らは席を戻してくれたので私はようやく腰を落ち着けることができました。
その後、彼らの姿を見たものはいない…。

成田エクスプレス(一生にこんな「成田エクスプレス」を連呼することはこの先もないと思う)をなんとか乗り越え、無事に成田へ。
チェックインカウンターはそこそこの人。
まぁでも間に合えばいいや、どうせラウンジ使えないし。
そう、私はANAのメンバーなので第2ターミナルだと使えるラウンジが無い(と思い込んでいた)のです。
なので早めに入って中でゆっくり~なんて必要もないのでのんびり列に並んでました。
すると足元で何かがキラリ。
なんだろう??
拾ってみるとなんと5ペソ!!
えぇぇぇぇぇぇ!まだ成田!まだ日本!!

成田で拾った5ペソ!


まさかの5ペソ!!笑
自分の順番が来た時にカウンターに5ペソ預けました。
その善行が功を奏したのか、何故か「SAKURAラウンジがご利用になれますのでどうぞ」とピンクの紙をもらいました。
SAKURAラウンジってJALのラウンジだよね?
私、使えるの?なんで??
頭の中はクエッションマーク。
確かにPALはANAのコードシェア便。
しかし今回は代理店経由でチケットを取ったので私がANAのメンバーだということはわからないはず。
なのに何故だ??
疑問はあれど、せっかくの恩恵に預からない理由はない。
ありがたく立ち寄らせていただきました、SAKURAラウンジ。

そしてここでもうひとつ、私のおバカが発動してしまいました。
ちゃんとチェックインカウンターはPAL行ったのに。
PALはANAのコードシェアだからラウンジ使えるのかなとも思ったのに。
何故か、何故か…自分の乗る飛行機がセブパシだと思ってて。
「機内食ないLCCだからしっかり食べておこ」
と、がっつりパスタとティラミスをいただきました。
しかもティラミスが美味しすぎたので2回もおかわりしちゃった☆


そして搭乗口まで行き、思い出す。
「そうだ、PALだったんだ!機内食、出るじゃん!!」
もちろんしっかり出ました。
すきやき弁当…。
人生初のもみじ饅頭もめっちゃ美味しかったです。
うぷっ…(食べ過ぎ。でも美味しかった!)

そんなこんなでようやくセブに到着。
もう夜です。
何もすることがありません。
ホテルでゆっくりシャワーでも浴びて明日に備えよう。
そう思ってチェックインしたホテルでまずシャワーに向かいました。
熱いシャワーを浴びて、Netflixのアニメでもちらっと見て早く休もう。
そんな気持ちでいたのに…
シャワー、お湯どころかお水も水滴くらいしか出ませんでした!笑
どゆこと?!
水圧が弱いとかの問題じゃないよ?!
洗面所のお水は出るのに、シャワーが水滴てどゆこと?!
ハウスキーパーが来てくれたけど「うーん、わからん。明日また来る!」と言って帰っていた…
私の、シャワー…。
諦めてWi-FiにつなげてNetflixでも観…
Wi-Fiがない…
いや、部屋にがっつり受信機みたいなのおいてある。
なのに、無い。
なんで?!
ハウスキーパー再び
「うーん、わからん。明日また来る!」
うをぃ!笑
仕方ないのでタオル濡らして体拭いて、Netflixは諦めて寝ましたともさ!
翌日、何もかもが良くなっていることを願って「シャワーが水滴、Wi-Fi壊れてる、あと冷蔵庫が冷えない、テレビ受信できてないから全部お願いします」とメモとチップを置いていざ不動産ツアーへ!!

不動産ツアーの事は後日まとめるので割愛するとして。
2日めのシャワーはどうなったかというと。
水圧は弱いながらもとりあえずシャワーにはなっていた!やったー!!
しかしお湯のマークのほうにめいっぱい倒しても水…。
Oh…
ハウスキーパー再びの再び!!
「まぁむ、これお湯だよ」
いや、水だよ!日本人的には水だよ!!真夏の屋外プールくらいの温度だよ!
「ほら温かいでしょ、これはお湯だよまぁむ」
う…つまりどう頑張ってもこれが最高温度だということだね。
フィリピンあるあるだ、仕方ない。
だが!Wi-Fi繋がらないの、なぜ?!
「それは機械が故障してるからだよ、まぁむ。明日直すよ」
も、Wi-Fi諦めた。
ついでにテレビも諦めた。
真夏の屋外プールくらいのシャワー浴びて二日目もぐっすり休みました。
さすがに疲れ果てて、よく眠れました!

セブ3日目、朝から不動産ツアー。
そして夜。
Wi-Fi、なかった…。
もういいよ、帰るだけだもん。
朝4時に起きて4時半に出るんだもん。
不動産ツアー以外で行ったのは、ホテル隣のガイサノモールで夕飯に軽くLayLamでご飯食べて、夫のお土産の漂白剤1リットル、自分のお土産の7Dチョコマンゴー2袋買っただけだけど。
とりあえず荷物まとめて4時に目覚ましセットして。
3日目もクタクタに疲れていたのでシャワーのあとベッドに吸い込まれるように寝ました。
そしてふと目覚める。
なんだろう、妙な違和感。というか予感?
何気なくスマホを見ると「4:48」
どぇぇぇぇぇぇぇぇっ?!
私、4時に起きて4時半に出る予定ではっ?!
アラームかけたよねっ?!!
寝る前に翌日の服もカバンも準備してから寝る普段のクセがここで大活躍して、充電してたスマホと充電器の回収とパジャマから私服に着替えただけで部屋をあとにするまで正味5分!
起きてから5分で海外のホテルチェックアウトって最短じゃない?
で、受付行ってなるべく急いでチェックアウトの手配してって頼みつつグラブを探すが…見つからない!!
そうだここはマクタン島!
セブシティよりグラブが捕まりにくいんだった!
ガタガタしながら待つこと約10分。
グラブ捕まる!よっしゃぁぁぁ!!
飛行機の出発は7:30
空港到着5:28
チェックインカウンターまでダッシュ!!
息を切らして到着して「ごめん、遅くなった!」と言ったらカウンターのお姉さんにっこり。
「まだ早いほうだよ」
まぢですか…日本だと海外旅行は3時間前に空港に入れって教わるよ…。

荷物をあずけてマブハイラウンジのチケットもらって。
ようやく、コーヒーが飲める!一息つける!!

コーヒーとサンドイッチ

同便で帰国するKosukeさんともラウンジで出会いお互いにっこり。
いやぁ、同じ便とは奇遇ですな。
なんともはや。色々と大変だったんですよ、寝坊して。
なぁんて軽く挨拶をしてあとは出発まで優雅にコーヒーのみつつ、朝焼けのマクタン空港を見て…
と思っていると何やら入り口から空港職員が2名入ってくる。
そしてぐるっとラウンジを眺めた後、まっすぐ私の元へ。
「あなた、Lei?」
「そ、そうですけど」
「あなたの荷物から良くないものが見つかったの、一緒に来てくれる?」
「へっ?!えぇぇぇぇっ?!な、何が?」
「良くないもの。ともかく一緒に来て」
頭をよぎったのは忘れもしないNAIAで空の薬莢を仕込まれた事件
もしや、また?いやでもココはセブ。
そんなはずはない。

空港職員に連れられ税関を逆行。
出る時にパスポートを預けるように言われてますます心細い。
職員はどんどんと人気のないほうへと歩いていき、ついには業務用のエレベーターで地下3階へ。
こ、ここになにがあるんだろう…?
ドキドキしていると、コンクリート打ちっぱなしの広いエリアに到着した。
どうやら飛行機に載せる荷物が集められているようだった。
「あなたのバッグに×△◯が入ってる」
何を言われたのか聞き取れないが、途中でボムとか不穏な言葉が聞こえる。
えぇ、まさか爆発物が入ってる、とか?
簡易のキャリーバッグなれど一応、TASロックがついていたため
解錠してチャックを開ける。
と、目に入ったのはモバイルバッテリー!!
まさか、これ?!
空港職員を見るとニコッと笑いながら「それ、ボム。上で爆発するかもしれないから手荷物に入れて」と言われた。
そんな危険なものならば、手荷物にいれても危ないのでは?と聞くと、貨物室と客室の温度がどうのとか説明してくれた(英語なのと動揺しまくっててよく覚えていない)。
ラウンジに戻ると、空港職員に連れられていった私の行く末を心配してくれていたKosukeさんと再会できました(笑)

なんだかんだで、ようやく搭乗。
機内食たべたのち、爆睡!
気づいたら日本上空でした。
いやぁ、ほんっとに色々あったわーーー。
と思いつつ、無事に到着できてよかったねーとKosukeさんと話しながら荷物を受け取り、10分後に出る成田エクスプレスへ向かうことを告げて遅い電車で帰るKosukeさんに颯爽と別れを告げて税関へ。
事前に申告してあるのでQRでピッと…あれ?
ピッ、と……あ、あれぇ?
何故かゲートが開かない。
と、職員がやってきて「すみません、ちょっとこちらへ」
えぇぇぇぇぇぇっ?!
隣のゲートでピッしてたKosukeさんが不安そうな顔で見ていた…

「すみません、どうやら顔認証がうまく出来なかったようです。問題ありませんのでどうぞ行ってください、お気をつけて」
と空港職員に言われてホッと気が抜けました。
「いいえ、私の顔が悪くて申し訳ないですー!」
とかなんとか言いながらまたしても全力ダッシュでホームへ向かいました。
たった3泊4日なのになんだかものすんごく疲れたぜ…。
こんな旅もあるんだなぁぁぁぁぁ。
弾丸ツアーこれにて終了。


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