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これまでの展示について その①

みなさんこんにちは、らい子です。

今日は私がこれまで参加させていただいた写真展(グループ展)と個展について振り返ってみたいと思います。
2016年〜2019年の4年間で6つのグループ展参加と1回個展を開催させていただきました。

下記、時期とタイトル、ギャラリーを一覧にまとめています。

■グループ展
2016/5, キミを連れて 〜私と私のカメラ展〜, ギャラリーナダール
2017/3, 目指せ個展, ギャラリーナダール
2017/7, Rule the Distance 目測カメラ写真展, Paper Pool
2018/4, Paper Pool二周年記念公募展「祐天寺あたり」, Paper Pool
2018/9, ライカ展, bar foxy
2019/3, 三周年記念公募展「花」, Paper Pool
2022/7, Elmar3.5cm展2022, Paper Pool

■個展
2018/11 千葉綾子first exhibition 〜witness〜, Paper Pool
2022/9 西村綾子写真展「何にも決まらない」, Paper Pool

ここから各展示について振り返ってみたいと思います。
長くなるので、グループ展を2回と個展についての計3回に分けて掲載させていただきます!

キミを連れて 〜私と私のカメラ展〜
ギャラリーナダールにて、2016年5月

東京・南青山にある写真ギャラリー&写真教室・ナダールにて初の展示をさせていただきました。
ナダールではギャラリー主催のグループ展をたくさん開催されていて、フィルム写真の展示が多くギャラリーの方もお客さんも気さくな方ばかりなので初心者でも見に行ったり展示がしやすいのが魅力です^^

私と私のカメラ展もギャラリー企画のもので、女性写真家によるグループ展です。
写真を撮るのにカメラは道具だから写真の良し悪しとは関係ない。確かにその通りですが、そのカメラを使うのには理由があるはず!
というコンセプトのもとに、使用カメラにもフォーカスを当てているところが面白いと思い参加を決めました。
まさに祖父から受け継いだカメラをこだわって使っている私にうってつけでしたね。

すでにモノクロスナップを始めていた私は、世田谷にある古いもう動いていない電車で撮ったこちらの写真を出展いたしました。
RCペーパーですが生まれて初めて暗室でプリントした写真でもあります。

これ、よく見ると子供にピントが合っていないです(笑)
実は展示を見た方に「あえてなの?」と聞かれるまで自分で気付いてませんでした。
そのくらい初心者中の初心者だったんですね。

ナダールでは来た方がメモ用紙にコメントを残していくことができます。
このときもたくさんの感想をいただき、展示の楽しさを知ることができました。
これをきっかけに展示に参加していくことになるので、私にとってとても大切な経験でした。


目指せ個展
ギャラリーナダールにて、2017年3月
こちらもナダールでの企画展です。
その名の通り、来場者に投票してもらい、一位を取った人が半年後、ナダールで個展が開ける!というなんとも贅沢な展示です。
過去に一度一枚展示しただけで個展を目指すなんて、今考えたら向こうみずだったかもしれません。笑
参加者は10名。
私はベルギーでの写真を展示させていただきました。
もし一位をいただけたら、ロンドンに作品作りに行き、その写真で個展をしよう!と意気込んでの参加でした。

すべて暗室にて、自分でバライタプリントしたものです。
未熟ながらもテーマがあり、「ふたり」というタイトルに落とし込んだことをよく覚えています。

気になる結果ですが・・・惜しくも2位!
このときは悔しいという気持ちより、2位という結果をいただけただけで嬉しかったですし、在廊を通して他の出展者のみなさまや来てくださった方々と写真について話したり交流できたことが本当に楽しかったので、充実感でいっぱいでした。
個展に対するモチベーションがこれによりどんどん高まっていき、翌年個展をすることにつながっていったのでした。

Rule the Distance 目測カメラ写真
Paper Poolにて、2017年7月
私には珍しく、ライカ以外のカメラで撮った写真を展示させていただきました。
Paper Poolは祐天寺にあるギャラリーカフェバーで、お酒やお料理を楽しみながら展示を楽しむことができます。
フィルムカメラ、暗室プリントが好きな方が集まるアットホームな雰囲気で私もよく入り浸っています。

この展示はその名も通り、目測カメラ(距離計がついていないカメラ)で撮られた写真しばりの展示で、
私は祖父のRollei 35Sで撮った写真を出展しました。

通勤中に歩きながら撮ったものでピント合わせもそこそこに撮ったのですが、光の反射が綺麗で朝の雑多な感じが表れていてお気に入りの写真です。

ローライ35Sはこんなカメラです。

小さくて軽いのでポケットにしのばせておいてパッとスナップができるのが魅力的!
気になる目測ですが、個人的にはピント合わせに気を取られることなくさっと撮れるので向いているなと感じます。
まだ数回しか持ち出したことがないので、そのうちまた使ってみたいです^^

ここまで書いて思いましたが、展示を振り返るのは楽しいですね。
どうして出展を決め、写真のセレクトやプリント、見せ方をどんなふうに考えて組み立てたか、在廊中の楽しさや終わった後の充実感などを思い出すことができて、自分の成長や逆に変わってない部分なんかを再認識できるので今回書いてみて良かったです。

またしても長文になってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!
いいと思っていただいた方はぜひ!スキのボタンをよろしくお願いいたします^^

次回はグループ展その②について投稿予定です。お楽しみに!

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