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稲荷神社の狐様たちには、お稲荷様ネットワークがあるらしい。




白狐さまに紹介してもらう


ある日のこと、以前よりずっと行ってみたかった某有名な稲荷神社へ行くことにした私は、龍と暮らす友人にそのことを話しました。


私「今度、〇〇稲荷神社に行こうと思ってるんだ」

友「それはいいね。お稲荷様は人の暮らしに近くて親身になってくれる神様だよ。
ぜひ行ってみてね。」

私「歓迎してもらえるかな?何かアドバイスあったら教えて。」

友「行ってみたいって思うことがまず嬉しいし、
お稲荷様を敬う気持ちがあれば大丈夫だよ。」

「時間はできれば早めの時間に、遅くても14時までには行ってね。」
「◯◯さん(私のこと)が行くって白狐さんに伝えておいたから、たぶんウェルカムモードで待っていてくれるよ。」

私「(えっ!!そんなことできるんだ!!)わーすごい!!ありがとー。」

友人の能力に驚きつつ、、、
まだこの時は詳しく聞くには遠慮があったので
(今は事細かに聞いていますが。笑)
それ以上は聞きませんでした。


それにしても心強い。
友人はもしかして神様業界に顔が効くのだろうか?
顔パス?
顔馴染みだからよろしく頼むよ的なこと?

いやいや、さすがにそんなわけない、、
でもどうやって伝えるんだろう??

期待とハテナ?が入り混じる中、
当日は天候も良く、神社の山の頂上まで参拝に行くことができました。


神社で狐様たちが待っていてくれたらしい



ずっと行ってみたかった神社に
ドキドキワクワクしながら

それにしても友人が伝えてくれた狐様は
どこで待っているんだろうか?
と考えているうちに

険しい道中も何とか音を上げずに
楽しみながらお参りすることができました。

帰ってから早速友人にお礼と
自分なりに気になった場所などを伝えました。

私「ありがとーすごい安心感があったよ!」
「あんなことやこんなことがあったよ(。。。省略)」

友「えー!すごい!頂上まで!」
「色んなところで(狐様に)出会えたみたいだね。」
「風が吹くというより、気配でわかるタイプだから
きっと側にいたんだと思うよ。」

「昨日の時点で、『〇〇(私のこと)が来るらしい』
『〇〇が来る』ってザワザワしていたから。
向こうもきっと待っていたはず。笑」

私「(!!!!)そんな話してたんだねー!ありがたいよ。。」

なんと、私が行くこと、、ザワザワと!?
まだよく想像がつかなかったのですが、
どうやらお稲荷様たちは色々とおしゃべりをしているようです。

友「お稲荷様ネットワークは強くてね、
1箇所に行けば情報が他の稲荷神社にもシェアされるんだよ」


おしゃべりをしていたり、
神社同士が結びついていたり、
神様界にも人間界のような社会があるのかな?と想像してみると
なんだか楽しくなってきますね。


お稲荷様ネットワーク

稲荷神社と名前がつく神社の境内に
狐様たちはチョロチョロとしながら、来る人を見ているそうです。

平和な空気の所には狐様の保育園かのように
子狐ばかりがいる所もあるのだとか。

拝殿の中にいる大人の狐様は
願いを聞いてくれたり
話を聞いてくれたり

良い意味で心の中を見透かしているので
嘘をついてもわかってしまうのだそうです。

神社にある狐の像は
実は喋っていて
人の出入りが多い場所や
そういった像がある所では
奥様同士の井戸端会議のように
たくさん話をしているのだそうです。

そして私たちが稲荷神社に参拝にいくと
お稲荷ネットワークのつながりで
全国のお稲荷様へと
願いが伝わっていくという話です。

なので参拝の時には
初めましてのご挨拶をして
名前・住所も
きちんとお伝えしておくと良いと
教えてもらいました。

ネットワークというのは
Aにいる狐様はAを出ることはなく
その地域担当というか
例えると市役所みたいな感じでしょうか。
その地域の窓口として
守ってくれているお稲荷様が
いらっしゃるということですね。


その中でも引き締まる空気感のある所、
ちょっと格式の高い稲荷神社には
白狐様がいるそうです。

白狐様は他の狐様と違って
他の地域へ移動することも。
パワーも強くて
ボスのような感じなのだそうです。


狐様たちは地域密着でお世話好き


友人曰く、
「人を化かすような狐様には出会ったことがない」
とのこと。

こういった言い伝えから
お稲荷様に怖い印象をお持ちの方も
いるかもしれませんが
(以前は私も思っていました。。。)

神様にお仕えしている狐様とは
別物じゃないかな、、ということでした。

生活に密着していて、
人と仲良くなれる存在。
お世話好きで
手厚い感じがするそうです。


友人の話を聞いていると
狐様たちの世界が
私たちの世界と意外と近くて
これまでより少しだけ身近に感じませんでしょうか?
(私は感じました。。笑)

これは私の勝手な想像ですが、、
神様や狐様たちも
一緒に成長できる人を
待ってらっしゃるように思います。

どんな願いも素晴らしいのですが
心から純粋な気持ちだと
より伝わりやすい気がします。

もちろん敬う気持ちとか
礼を尽くすことは大事ですが

もっと身近に接していって
これからは神様たちとも
共栄共存する時代なのかもしれない、、
なんて思ったりしています。


こちらは友人の見ている世界を
私なりにまとめたもので
これだけが正しいというわけではありませんので
楽しんで読んでいただければ幸いです。



\ 後日談 /



友「この人にパワーが必要だなって思ったら、
白狐さんが尻尾をくれることがあるよ。」

私「(!!驚)えー!すごい!」

友「ファサファサでキラキラだよ。」

。。友人がもらった尻尾を絵に描いて見せてもらう。

私「(!!!さらに驚)わー!すごい!!フサフサだ!」

友「(しばらくして)○○さんにもついてるみたいよ!」

私「(!!!!歓喜)にょえーーー!ついてるの!」

友「ファサファサというより少しスリムタイプだよ」
「今どきだね。笑」

私「(!!!!!えっ?)笑」

〜完〜

lehtiä


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