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あれもこれも地理学を読んでみたけれど脳みそにちっとも入ってこなくて器の小ささを知る

遠距離恋愛の定義と聞かれて、「距離を障壁と感じたら」という迷言を残した僕ですが。

たまには全くジャンルの違う本を。
ということで手に取ったのが、

富田啓介著:あれもこれも地理学

学生時代の地理と言えば、
ひたすら暗記。
国名を覚え、地名を覚え、首都を覚え、
名産に地形にひたすら暗記カードを用意して一問一答で乗り切った、
そんな科目。

そうして仕上がった人間が
「フィヨルド」と「リアス式海岸」くらいしか覚えてない僕だとしたら、
これはもう教育の失敗と言わざるを得ない。

………

学び直しの意味も込めて読み進めていたのだけれど。
読み終えて一週間。

ほとんど何も残っていない脳みそに愕然としている自分がいるんですよねー(byひろゆき氏)。

内容は面白かったんです。

覚えるというよりは、
「地理学とは何か」・「地理学によって何が分かるのか」
という概念を、事例を基に分かり易く説明してくれているので、
読んでいた時は頭良くなった感あったんです。
学び直しの本としては間違いなく良書だし、
すらすら読めた。

なのに、読後一週間。

今の僕に残ったのは、
フードマイレージとスプロール現象のみ。
台風並みに一過性のインテリ化でした。

これはもう、
教育の敗北ではなく、僕個人の知能の敗北です。

………

それでも、遠距離恋愛に絡めたライフステージやライフパスの話や、
食料自給率問題、観光地問題など、
上手に説明は出来ないけれど残ったもの(ピースの欠片)はある。

それらの欠片を集めて、ワンピースにする。

そう、ワンピースは地理学に中にあったのだ。

という締めで今回はもう終わり。


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