「おっさん」は令和を生きるアラフォー以上の国歌と言っても過言ではない

歳とともに響く音楽も変わっていく僕ですが。

最近響いた歌は、
ほぼほぼ試合と関連付いた曲。
BLUEGIANTとかスラムダンクとか、
もう少し遡ればウルトラマンfeat.米津(M87)もそう。

そんな中、
たまたま岡崎体育のライブチケット売れ残り、
からの最終的には完売ニュースを読んだ流れでたまたま聞いたのが「おっさん」。

これが…!!
ぶっ刺さり!!

1回聴いて以降、購入して毎日聴き、
歌詞を自分に染み込ませている。

調べたら岡崎体育、
僕より年下。
おいおい、どうしてこんな達観した歌詞書けるのよ。

以下、抜粋。つっても全編心に響く歌詞なんだけど。断腸の思いで抜粋します(耳コピなので間違いはご容赦)

>変わっていく時代の人波にはぐれてしまって自分と向き合う力は衰えた。

まさに!!社会の変化についていくのがやっと。
学んでも学んでも、次から次へと新しいシステムが出てくるから
本当に疲弊しちゃう。
特に新型コロナ蔓延に伴う電子化の波は、
一斉スタートであったが故に社会人としての心構えによって相当な差がついたと思われる。

>ずれていく世間との軋轢が生じてしまって 当たり前のこと分からなくなる前に

自分ばっかり!!ってなりがちな中で、「ちょっとくらい」のスケベ心が湧き出たり、今まで通用した自分のスタイルを押し通そうとしたり。
分かる、分かるぞ体育!!

>くたびれた柔らかいソファの座り心地に囚われて 誰かが鳴らしているインターフォンに気付かないふりして

もう、ほんとそれ!!
今ある慣れた環境から一歩も動きたくない。
今ある経験で永遠にお茶を濁したい!!って気持ちと、
それじゃアカーンの永遠の葛藤。

>僕はもうおっさんになった だからこそ更新更新 素敵に歳を取りたい
>明日はもっとおっさん 今を未来を学べる人になりたい

ほんと、それしかない。
更新は、価値観の更新だったり、後進に道を譲るだったり、後進していることへの自覚だったり、前髪の後進だったり、色々な捉えようがあるけれど、
どうしようもなく”こうしん”している中で、目は未来に向けていられる人間でありたいと、心から思うおっさんです僕は。

>若い子の価値観を恨んだとて もはや僕らの時代のスタンダードは蓋をしてあの日に埋めていこう 心を込めたタイムカプセル

自分たちが主役だった時代を懐かしんで、今の主役(若者)たちの前で
「昔は良かった」とかつい言ってしまいそうななおっさん(僕)。
自分たちの時代も否定せず、心にしまって今を称えようと。
体育、君ってやつは…!!

>めっちゃ年下の後輩とかにも好かれるような人でいたい
>なるべく多くの関係者たちに惜しまれながら死にたい

ほんとそれ!(n回目)
そんなスケベ心に下心、これらを胸にしまいつつ、
一歩引きながら、それでもお荷物にはならないポジションを確保して、
今を生きて生きていきたいよね。

………

正直、仕事については
いつ脱落してもおかしくないくらいのモチベーションではあるけれども。

というより、
昔の経験値とか、今自分があるものだけでごまかしごまかしやってんなお前
っていう年配のまぁ多いことよ。
自分の守備範囲だけを守ってね。

そして、その気持ちがまぁまぁ分かるのよ。
自分もいつそうなってもおかしくはない。

そんなギリギリの自分に寄り添いながら、
「それでも学び続ける姿勢を後輩に見せてやろうぜ」
ってポップに歌い上げる岡崎体育(年下)。

僕は今、この歌に支えられて日々を生きています。
2024年の大みそかはこの曲で年越ししたいなぁ、NHKさん。
そんな全おっさんに寄り添える岡崎体育氏を、
皆さまよろしくお願いします。

https://www.youtube.com/watch?v=tviCu14gwAo

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