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名もなき者の日記(にき)②

はまっているドラマは、
「光る君へ」と「虎に翼」どちらもNHK。

ディズニーチャンネルで見ているのは「拾われた男」これもNHK。

7月から新しいドラマが始まるから何を見ようか迷い中。

そうそう、NHKのドラマの「舟を編む」もよかった。

映画とは、時代感が違っていたけど、大好きな洋次郎さん演ずる馬締さんのオタクぶりが良かった。

日ごろ何気なく使っている言葉が、使い方を誤ると人を傷つける。でも、反対に言葉で人を癒すこともできる。

LINEやメールでは伝わらない直接心に響く言葉たち。

今の時代、紙の辞書がどれくらい使われているかわからないけれど、少なくとも紙の辞書に親しんだ世代の私にとっては知らない世界の言葉を教えてくれた素晴らしい先生。実家には岩波書店の「国語辞典」や「広辞林」や「机上辞典」があり、もうめくることもないけれど捨てることもできない。

実家の辞書たち

毎日、PCを開くと言葉が山盛り

いい言葉

よくない言葉

違和感のある言葉…

いじめで人が死ぬ。LINEのやりとりの言葉で人を追い詰める。

これは、いじめではない。犯罪。

男女かかわらず人に対して、性的なこともあるのにいたずらという言葉で片づける。それは、いたずらでなく犯罪。

言葉が違う。言葉のニュアンスと実体とが全くあっていない。

他人事としてとらえるから、そんな些細な表現をするんだと思う。

言葉は、生きているからこそきちんと使いたい。

ドラマ「舟を編む」のセリフで池田エライザさん演ずる岸辺みどりが「私なんて・・・」という言葉を使う。この場合の否定する語気が強い言葉。

広辞林より「なんて」

なんて○○だ~になると否定ではなく良いほうの感動を伝える言葉。

言葉って、ナイフと同じで取扱注意。

今の時代、SNSは生活と切っても切り離せないものだけど匿名でだからと言って人を傷つけたり、陥れるのはとても愚かなことだと思う。実名であっても悪意のある表現をする人もいるけれど・・・

そんな悪意を向ける側は、人としての中身の何か欠落しているんだと思う。

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