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財閥当主がマネージャー 僕達、私達のルール

これは数年前の話 今なお引き継がれる ファンの間には一切知られていない超内々のあるルールの誕生秘話



飛鳥:ってことで〇〇いいでしょ?

〇〇:飛鳥

飛鳥:なに?

〇〇:それが楽屋に入ってきたばかりの超多忙マネージャーに提案することなのか
しかもこんな大所帯でw

今の僕の状態を説明させいただこう 一言で言えば ”カオスだ”

楽屋に入って一歩目「今日も頑張るかな」と少し心で意気込み、挨拶をしようと軽く息を吸いもした 

すると 飛鳥を筆頭に楽屋にいたメンバー全員が僕を囲み、ある提案をしてきた  

通常ならメンバーに囲まれるなんてハーレムだ
これは否定しない たしかに何年たっても胸の高鳴りは多少感じる
だがこの圧 尋常じゃない もはや 四面楚歌だ

飛鳥:今しかないの

〇〇:(絶対そんなことない)

飛鳥:絶対そんなことないと思ったでしょ

〇〇:なんでわかんだよw

飛鳥:そ それはまあ 〇〇とずっと一緒にいるし、、、

〇〇:いや 何いってんのw

後ろでマネージャーたちがクスクス笑ってるのが聞こえる

梅:飛鳥さん ほら 話を進めてください!

飛鳥:あっ そうだ ほら承諾でいいよね

〇〇:メンバー全員納得いってんの?

全員が首を縦に振る 

こんな年頃の女の子を集めて意見が全会一致なんて学級会を開いたらありえない 
でも何故か今はありえている 何なんだこの結束力、、、w

飛鳥:今野さんとか菊池さんにも話したし〇〇がいないときの会議でちゃんと提案して話し合った だから後は〇〇次第

〇〇:おーまいがー、、、w (かつてないほど熱量を感じるw)

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遡ること数日前 会社での会議のこと

今野:連絡は以上だが最後に飛鳥から

飛鳥:はい

久保:(えっ 飛鳥さん?)

美月:(嘘、、、)

さくら(えっ、、、、)

梅:(もしかして 卒業、、、)

飛鳥:え〜 私から皆さんに一つ提案があります

全員:ん? (提案?)

飛鳥:皆さん 青羽〇〇をご存知だと思います

あやめ:(なんだろ?)

飛鳥:そして彼はメンバーから好かれています
まあ 私も少なくとも嫌いではありません

全員:(いや 無理があるw)

今野:(一番好きだろw)

飛鳥:皆さん! この中に〇〇に好意を伝えたメンバーも居るでしょう簡単に言うと 好きだと 伝えたことがあるということです

真夏:(熱意が凄いw)

飛鳥:でも彼からきちんと言葉で好意を伝えられたことがあるメンバーはいないのではないでしょうか!

メンバー:!!!

菊池:(そんな響くのかw)

真夏:飛鳥どういうこと?

飛鳥:単刀直入にいいます 〇〇がメンバーと二人のときのみ そのメンバーを彼女として扱うと言うルールをつくるのはいかがでしょうか!

美月:それ大丈夫なんですか?

飛鳥:きちんと許可は取っています

蓮加:(〇〇が彼氏、、、)

さくら:(なんかドキドキする、、、)

飛鳥:〇〇は優しいしメンバーを絶対傷つけない だからこそ誰か一人を明らかに特別扱いするなんてことは絶対にしない そして一人に「好き」なんて言葉を言ってしまったら他の人が、、、と考え彼はそんなことを言わない

ですが皆さん素直になってみたらどうっでしょう! ホントは好きって言ってほしいし一番大切にされたいんじゃないんですか!

メンバー:んな!!!!

菊池:一番素直じゃないのは彼女ですよねw

今野:間違いなくなw

その後会議室はメンバーのスタンディングオベーションに包まれたらしい、、

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〇〇:(らしいってw)

飛鳥:ってことでどうなの?

〇〇:ほんとに良いの?

飛鳥:私も素直じゃないから自分から甘えるのは得意ではないけどホントは
好きって言ってほしいし、、、

真夏:飛鳥みんなの前で言っちゃったねw

飛鳥:あっ////

飛鳥の顔がみるみる赤色に染まっていく

〇〇:(みんなが良いならいっか 飛鳥もここまで言ってくれたしな)
   わかった いいよ

メンバー:えっ

〇〇:えっ?

メンバー:やったーーー!!!

マネ:ほら あんまり騒ぎすぎないでよ?w(もう無理かw)

この後二人でどこかにいこうという誘いが数日間たえなかった、、、


飛鳥:(頑張ってよかった、、、)

こうして僕のメンバーに対する好きという言葉は合法化されたのだ

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