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教育に興味を持つようになったきっかけ

パンクロッカーの井下斗和です!

今日は喉風邪を引いてしまい、ほとんどの時間を家で過ごしていました。明日にはなんとか治ってほしいところです。

さて、本題に入りましょう。今回は、私が「教育」に興味を持つようになったきっかけについて書こうと思います。

まず、私の父親が学校の先生ということもあり、小学生の頃から教育について耳にする機会がありました。特に小学高学年の頃、父親から学習指導要領が変わるという話を聞いたことを覚えています。父親はアクティブラーニングなど、新しい教育の動向について教えてくれましたが、当時の私はそれほど興味が持てず、「ふーん」と思って聞き流していました。その時はまだ自分にとって必要性を感じていなかったのです。

しかし、中学生になると少しずつ教育に対して疑問を抱き始めました。日常的に行われるテストや成績評価の仕組みに対して「どうしてみんな点数で競い合っているんだろう?」とか、「覚える必要があるのかな?」と思うようになったのです。学校で学ぶ内容には、生活に直結しないことが多く感じられ、無駄だと思える知識もたくさんありました。また、生徒会選挙の際には理不尽なことも多く経験し、心の中でくすぶり続けるような思いが蓄積されていきました。

そのような時、私は「ゴミゼロプロジェクト」という団体を立ち上げ、地域で毎週ゴミ拾い活動を行っていました。ゴミ拾いを通じて、さまざまな人たちと出会い、その中で市議会議員の平井里美さんとも知り合いました。彼女は私たちの活動に賛同してくれ、一緒にゴミ拾いをすることになりました。その際、私は平井さんに学校で感じていた理不尽さや、教育に対する疑問を話す機会がありました。平井さんは真剣に耳を傾けてくれ、「子どもの権利を考えよう」というイベントに誘ってくれたのです。

そのイベントに参加するために、私は藤原和博さんや工藤勇一さん、西郷孝彦さんなど、教育界で活躍している著名な方々の本を手に取り、夢中になって読み漁りました。これまで知らなかった多様な教育論に触れ、驚きと興奮を覚えたのをよく覚えています。「こんなにも面白い教育の視点があるのか!」と感動し、教育に対する自分の視野が広がっていくのを感じました。

イベント当日、緊張しながらも自分の意見を伝えると、多くの大人たちが共感してくれました。自分が感じていた理不尽さや疑問が、他の人にも通じるものだと知った瞬間でした。これが、私の教育への関心が本格的に高まるきっかけになったのです。

その後、高校1年生の時に狛江市で「こどもの権利を考える会」が発足し、私はその第1回イベントに参加しました。このイベントのゲストには、政治学者の岡田憲治さん(通称オカケンさん)が来ており、彼の講演を聴く機会がありました。オカケンさんは外見は少し怖そうに見えましたが、実際の話を聞いてみると非常にユーモアがあり、刺激的な内容でした。その後の打ち上げで、私は彼とパンクロックの話題で意気投合し、連絡先を交換するまでになりました。

それ以来、私は「こどもの権利を考える会」の活動に毎回参加しています。その度に、新たな出会いと学びがあり、いつもワクワクしています。たとえば、教育者でありながらミュージシャンでもあるゆっきー先生や、新しい教育の形を追求する咲くラボの万智さくらさんなど、さまざまな分野で活躍する面白い方々と出会い、交流を深めることができました。

そして、現在私が関わっている「こどもひろば」も、「こどもの権利を考える会」の皆さんに大変お世話になっています。彼らが作り上げたこの素晴らしい場に感謝の気持ちでいっぱいです。

こうして振り返ってみると、私が教育に興味を持ったきっかけは、多くの素晴らしい出会いと経験によるものだと感じます。今後も教育の分野に携わりながら、自分なりの視点で社会に貢献していきたいと考えています。

次回もまた、新たな話題でお会いしましょう。

井下斗和でした。

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