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新たなチャレンジで、会社も自身も、できることを増やしていく - メンバー紹介 勝木


今回はLegalscapeの2023年5月に、1人目のカスタマーサクセスとして入社した勝木さんへのインタビューです。入社前と入社後のLegalscapeの印象や、Legalscapeへの応募を検討している方や選考中の方の参考になるお話もしていると思いますので、ぜひお読みください。


勝木 プロフィール 

新卒では化粧品・健康食品のEC企業に入社し、現在に至るまでカスタマーサポート、CRM、カスタマーサクセスなど顧客に近い距離でのポジションを経験。前職の建設系SaaS企業では、カスタマーサポートとしてカスタマーサポート組織の立ち上げや、カスタマーサクセス業務を担っていた。2023年5月よりLegalscapeに1人目のカスタマーサクセスとしてジョイン。カスタマーサクセス体制の構築、実行までを行なっている。


◎転職を考えたきっかけは何でしたか?

勝木:カスタマーサクセスという仕事への興味がきっかけです。前職には20名くらいの時に入社し、カスタマーサポートを立ち上げから行っていました。仕事内容としてはカスタマーサクセス的な業務も多かったこともあり、もう一歩踏み出して、カスタマーサクセスにチャレンジしてみたいなと思って次のキャリアを考えはじめました。あとは、前職は建設業界特化のSaaSだったので、ホリゾンタルSaaSのようなものに関わってみたいな、とも感じていましたね。

◎勝木さんとLegalscapeとの出会いは、出資先のCoralさんのキャリアイベント、 Startup Aquariumでお会いした方のご紹介でしたよね。

勝木:そうですね。前職の同僚の方が、「面白そうな会社があったよ」って紹介してくれました。ただ、Legalscapeに出会ったときはもうすでに他の会社で最終選考が複数社進んでいたので、間に合わないだろうなあって正直思っていたんですが、かなり早く選考が進んで入社まできましたね。

◎企業選びの際はどんなところを見てましたか?

ホリゾンタルSaaSを中心にしつつ、世の中へのインパクトがありそう、社会課題が大きなそうものを見てましたね。医療系、金融系とか、物流系も。あとはなかの人がどういう気持ちで仕事をしているか、ノリが合いそうか、みたいなところでしたね。

◎Legalscapeを選んだ決め手は何でしたか?

勝木:弁護士の方限定ではなく、企業法務部の方にも使ってもらっているプロダクトで、ホリゾンタル的な側面もあるなと思えたのが大きいです。それに加えて、出版社にもサービス提供をしているのが良いと感じていました。

八木田さんが言っていたことですが、業界を変える事業でありつつも、既存のものを壊すわけではなく、出版社にも不利益がない形で価値提供をし、ユーザーにも喜んでもらえる、みんながWin-Winになれるというのがユニークだなと思いました。ただこれは、ユニークなところでもあり難しいところでもあるなと感じました。それをこんなに少人数でチャレンジしているのは面白い企業だ!って。
出版って、大体デジタル化は出版社自身が進めていることが多いと思うんですよね。漫画アプリとか、ばらばらに各出版社がやっていますよね。それに近いことを、出版をしていないLegalscapeが、パブリックにやろうとしているのは面白いですね。大きな出版元が出資して子会社がデジタル化を進める、とかはイメージがつきやすいですが、ベンチャーがそこに横串でやろうとしているので。

◎たしかにそうですね。さっき出ていたもう一つの企業選びの軸でいうと、なかの人はどう見えていたんですか?

勝木:正直そこまでたくさんの人に選考過程で会ったわけではないんですが、八木田さんのデスクトップがファイナルファンタジーVIIの舞台だったのを見た時は、信用できるな……と思いましたね。正直、経営者が東大出身っていうのを見て、ちょっと構えてたところがあったんですけど。話したらとても柔らかくて、仏のような顔で話を聞いてくれるし。それであのデスクトップは――。

◎実際に入社してみてどうですか?

勝木:あんまり入社前後のギャップはないですね。カスタマーサクセスについては、聞いてたとおり当時は何にもない状態。法に関する業務の知見も無かったので、毎日覚えることも多く、四苦八苦しながらやってきましたね。ただ、最初の頃に、めちゃくちゃ忙しいであろう津金澤さんがちゃんと時間を取ってインプットをしてくれたことは嬉しかったです。誠意があるなって思っていました。これまでもスタートアップの経験があるので、この規模だったら放置したとしても別におかしくないんで。

仕事については、サポート立ち上げについては今までやってきたのでイメージがあったんですが、サクセスの立ち上げはまだまだ手探りな部分もあり、難しさは感じていますね。そのなかで、業務上で意識しているのは、ナレッジを蓄積していくことですね。たとえば、プロダクトチームに質問をしたら、解答してもらったことをそのまま流していくのではなく、Notionに書いて残していくとか。質も量も求められる中で、スタートアップではまず行動を起こすこと、スピードを意識することは大前提で、+αテキストに残していったり、情報を更新していったり。このあたりは前職のサポート経験からもきている意識かもしれません。

人については、穏やかな人が多いですかね。何か課題があった時も、感情的に話すよりも解決に向かって建設的な議論が行われていると感じます。真っ当な意見を真っ直ぐ伝えるというか。逆に言うとオブラートに包む……みたいなのはあんまり無くて、痛いところつくなってことはあるけど、紳士的なフィードバックであり、変な詰め方をする人はいませんね。

あとは入社してから思ったのは、結構控えめな人も多いなってことですかね。より喋りやすい空気感を醸成するのは、このフェーズにおいて大事だと思っているので、そこは自分自身で意識しています。石川さんからも「勝木さんがいると会議の温度が1、2度上がる感じですね」と言われましたね!最初から何でもやってきた、立ち上げのメンバーが一番いろんなことをわかっているのは当たり前のことなので、そこにこれから入る人が、より馴染みやすいようにしていこうと。

◎勝木さんの明るさで救われることは多いですよね。ちなみに、リーガル業界への抵抗ってなかったんですか?面談や面接の際にも、質問としていただくことが多いんですよね。

勝木:あんまり無かったですね。前職で建設系SaaSの企業に入社するときは若干不安でしたが、3年くらいやってみて、大事なのは自分たちのサービスをどう伝えるか、であって、業界知識が深くないといけないということではないなと感じたので、Legalscapeに入る時にはそこには抵抗は感じませんでした。もちろん、業務理解をするための知識は身につける必要があるんですが、それはどこの業界でも同じですし。ユーザーの業務とサービスの接地点をちゃんと押さえる、サービスを伝えるために必要なナレッジはまさに貯めている最中なので、これから入社する方のスタート地点も、今いるメンバーと大きくは変わらず、一緒にナレッジを貯めていきましょう、って感じですね。

◎Legalscapeにはどんな人が合いそうですか?

勝木:なんですかね、我々の課題解決に興味を持ってくれる人であれば、別に誰でも合うんじゃないかな、とは思いますね。あとは、この拡大をしていくフェーズを経験したい方、たくさんのゼロイチ・イチヒャクを楽しめる方とかですかね。
いろいろとすごいスピードで変化もしていくので、昨日決まったことが今日変わるみたいなことはあるので。理不尽な変更はないですが、こっちの方が良いから即変えよう、ということはあるなかで、それがうっ……となるというか、抵抗が強いと辛いかも。仕事の進め方も個人を見るというよりはアクション自体を見つめ直す、という文化なので、まあ、まとめると、なんか図太い人かもしれないですね。

◎最後に、勝木さんの今後の仕事について考えていることを教えて下さい。

目下は、カスタマーサクセスをきちんと形あるものにする、それが直近のミッションだなと思っています。もっと先で言うとカスタマーサクセスを極めたいなとはずっと思っているんですよね。

◎カスタマーサクセスを極めたいというのは、どういうところから来ているんでしょうか?仕事のモチベーションといいますか。

勝木:できることが増える、ということがモチベーションになっている気がします。カスタマーサクセスってテックタッチとハイタッチがあるなかで、テックタッチだと最小工数で最大効果を生むみたいな技術・スキルを増やしていく。ハイタッチだとお客さんとのやり取りのなかで知識や体験を増やしていく。自分自身にナレッジを貯めていくのが好きなのかもしれないですね。できることが増えるって楽しいじゃないですか。
カスタマーサポートをしているときも、もちろんユーザーからの感謝の声も嬉しいんですが、もっとできることあるよなー、って思っていて、その延長からカスタマーサクセスの領域へきた、という感じなので。あれもしたいこれもしたい、って。

◎素敵ですね。じゃあLegalscapeの何もなかったところからのスタートは、できることがどんどん増えていくのを感じられる環境になれそうですね。

勝木:そうですね。まだまだ手を付けられていないことがあるので、いろんなことに取り組んでいきたいです。


勝木さんの、明るさののなかにある細やかで丁寧な人柄も感じられつつ、Legalscapeの事業や組織の特徴も知ることができるインタビューになったのではないでしょうか。

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