今まだ世の中にない新しいものを作りたい - メンバー紹介 清水
今回は2022年9月に入社したLegalscapeのソフトウェアエンジニア 清水さんへのインタビューです。入社経緯や実際に3ヶ月間働いてみての感想、どんな人がLegalscapeに合いそうかまで、いろんなお話をしてもらいました。(インタビュアー:人事 工藤)
清水 プロフィール
秋田県出身。大学、大学院で情報科学を専攻しサイバーエージェントに入社。広告配信システムの開発を行う。関わったプロジェクトはバックエンドシステム、ログ基盤や管理画面の構築など多岐に渡る。その後、動画配信プラットフォームであるABEMAに異動しコンテンツの納品、運用システムの開発などを経験。約5年半勤務した後、Legalscapeに2022年9月にジョイン。リーガルリサーチシステム「Legalscape」の機能や認証の改善を行っている。
入社の経緯
―― 転職を考えたきっかけを教えてください。
清水:新卒で入社した会社で6年目を迎えて、大きな仕事も任せてもらえるようになり、自分自身の仕事がひととおりできるようになったなと感じていました。同時に現在の会社でなくとも、他の場所やプロダクトでも十分働けるのではないか、という自信もついてきていました。なのでそろそろぼんやりと新しい挑戦ができたら良いな……と思ったのがきっかけですね。
そんなときにちょうどLegalscapeに在籍している友人に「Legalscapeでソフトウェアエンジニアを募集している」という話を聞いて、とりあえず他の会社の話を聞いてみようと思ってカジュアル面談をしたんです。
ただ当時は、たぶん転職するなら現職と近いメガベンチャーなど大手かな……となんとなく思っていましたね。
―― そうだったんですね。ではそんななかで、なぜLegalscapeに。
清水:そもそもとして、つまらないプロダクトを作ってもしょうがないよな、とはずっと思っていました。どうせつくるなら、新しいものを作りたいなと。
その上で「新しい挑戦をしている」と考えたときに、知っている大きな会社のなかで「これは新しい!」と思えるプロダクトをつくっている会社が、正直なところ、当時の自分にはぱっと浮かびませんでした。実際はちゃんと探せばあるとは思うんですけど。
そんなときにLegalscapeの話を聞いてみたら、面白そうだなと思ったんです。なので、もともとなんとなく大手かなと思っていたところから、新規性のあるプロダクトをつくったほうが自分の仕事としても「面白い」だろうなと考えるようになり、Legalscapeに転職しました。
―― その新しいものが「面白い」というのを、もう少し詳しく聞きたいです。
清水:「普通なプロダクトじゃない」ということです。すでに世の中にあふれているサービスよりは今まだ世の中にない新しいものを作りたいなという思いがあります。なので、Fintech・DXなど話題になっていた新しい領域に挑戦することへの興味はもともとありました。
八木田さんの話を聞いて法律業界もDXによって大きく変えられる可能性があり、それに挑戦することは面白そうだと感じました。
自分の中で単純に楽しめるものというよりは具体的に人の生活に役に立つプロダクトに関心があって、Legalscapeが作るプロダクトは法律業界の課題を解決できる本当に必要なものだと思い、自分も作りたいと感じました。
―― なるほど。ありがとうございます。
清水:あとそのほかLegalscapeが面白そうと思った部分でいうと、少人数のチームで開発を回していることです。
前職では大きなプロジェクトで何百人のチームでの開発と、少人数のチームでの開発の両方を経験したのですが、振り返ると、後者のほうが自分にはあっていたなと感じていました。人数が少ないと当然自分でやらないといけない分野が増えるんですがその分いろいろな経験ができ楽しく開発できました。また、プロジェクトが大きくなるとMTGも増えていきコミュニケーションの重要性が増していきます。そういうのが好きな人もいると思うんですが、自分の中で開発により集中できればいいのになって思うことも多かったんです。
入社3ヶ月を経て
―― 実際に入社してみてどうでしょうか。ギャップとかはありましたか。
清水:あんま話すことないというか正直思いつくものはないです。会社に対してのイメージの解像度が荒かったのが入社してみて上がっていったくらいの変化ですね。
こんなもんだろうと思っていたのが思っていたのよりもちょっと違ったなとかめっちゃよかったなというのはいくつかありました。例えると 50-100 くらいのどこかだろうなというのがしきい値として持っていたとしたら、「ああ60だったか〜」とか、「95もあるじゃん!」みたいな感じですね。細かい話を具体的にすると、NotionやGitHubにある程度整理されて情報が書かれていて開発環境や会社の状態についても把握できたり、入社前にパソコンが社費購入でちゃんと買えて用意されてた、みたいなことは思ったより良かったことですね。 10人規模の会社だともっと後手になったりするものなのかなと思ってたので。
―― そこで閾値高めになれたなら良かったです。解像度が上がったくらい、という感想はわかる気がします。それくらい期待値にバッファを持って入社するというのはLegalscapeに限らず、この規模のベンチャーに入社する上では、大事かもしれませんね。 ではギャップはないとして、入社してみての感想はいかがでしょう。
清水:プロダクトのコンセプトが良い、面白いというのは引き続き思っていますね。ただまだ荒い状態なので、磨く必要があるなとは感じています。オリジナリティというか、製品の魅力を高めないといけないなって。
そこが挑戦のしがいでもありますね。完成された良い感じのサービスじゃなくて直すところがあるほうが面白いですよね。
あとはフルフレックスも思っていた以上にみんな活用していたりと、柔軟に働けているなと思います。目的をちゃんと達成すれば良いというか、勤務時間に縛られるなどというよりはやりたいことの実現を目指しているだけなのがシンプルで良いなと感じます。個人的にもそのほうがパフォーマンスがでます。
Legalscapeに合う人とは
―― 最後に、Legalscapeのプロダクトチームにはどんな人が合いそうだと思いますか。
清水:プロダクトに興味を持ってほしいですね。リーガルテックへの興味とかは別に強くはいらないですが、プロダクトを良くしようという意識がほしいです。
現状の開発の進め方は、こういう問題があるから良くしよう、というのがあり、じゃあどうするか、から考えているので、エンジニア本人がそこにやる気がないと難しいと感じます。逆にあいまいなものをちゃんと定めてから渡してほしいという人だとストレスになるかもしれません。
自走力といえば簡単ですが、どちらかというとわからないことがちゃんとわかる人といいますか。
―― たしかにLegalscape全体として自走力というか、必要なことがあるからそれはやるべきっていう考えがシンプルにある気がしますね。
清水:やってないことがわかる、やらなきゃいけないことがわかる、みたいな。こういうタスクありますよね、じゃあやっていきましょうかみたいになんでもやる人がいいと思いますね。
エンジニアにはプロダクトが好きな人と技術が好きな人がいると思っていて、僕個人はどっちも好きです。でも技術しか好きじゃない人も世の中にはけっこういると思うので、そうではなくてプロダクトも好きな人が良いと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。以上、清水さんへのインタビューでした。ありのままを飾らずに話してもらったと思いますし、しっかりそのまま載せています。そのなかでLegalscape全体が大事にしている価値観も、清水さんの真摯な感じもどちらも伝わる内容になったのではないでしょうか。
そしてインタビュー内でも清水さんに「Legalscapeに合いそうな人」を聞きましたが、まさにそんなソフトウェアエンジニアの方を絶賛募集しております。ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ下記よりご連絡ください。
https://legalscape.notion.site/09aeb478072946c18249495b8fb63fcd