宮大工は給料がいいのか?

自分に限っては、答えはNOです。


もちろん丁稚(修行)の期間はどの職種もまぁそれなりに少ないでしょう。
自分が勤めていた会社は良くも悪くも古き良き考えの社長さんでしたので、それはもう…金銭的にも精神的にも厳しかった…。

今となってはそれが良かったと思える様になりましたので、感謝しておりますが、当時は辛かった。
理不尽な厳しさを、兄弟子達が耐えるものですから、必然とこの理不尽な厳しさが普通だと錯覚してしまう。

厳しくも面白いエピソードが沢山ありますので、小出しで出していけたらと思っております。

話は戻りますが、リアルな数字を言いますが、
当時(23年前)で日当が4,500円でした。
月、仕事出た分だけ貰えるシステム。

そこから、保険だの年金だの、一人暮らしのアパート代、ガス、電気、水道…。
手取りは50,000程

その余ったお金が自分の生活費になります。
自分の生命保険や車の保険、食費…。

残らないよね…汗

学生の頃に手に入れた物を少しずつリサイクルショップなどに売って生活の足しに。

学生の頃のバイトの方が良いじゃないか!笑

自分の将来を見据えてそこは我慢ですよ。

今現在の弟子制度採用の工務店さんはここまで酷くはないと思いますが、やっぱり仕事を覚える事に関しては、今も昔も厳しいと思いますし、個人的にはそうであって欲しいです。

良くも悪くも人を育てる場所ですから。

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