自分が生まれ育った田舎の町には 「町並み」 と地元の人から親しみを込めてそう言われている、いわゆる江戸時代の頃に建てられた浅黄色をした漆喰壁の伝統建築群があります。 7年前、独立してから3年目かな。 町並みに存在するある一軒のお宅(保存地区だが、人は住んでおられます)の柱の根継ぎや腐ってしまった框(カマチ)などを取り替えるお仕事が舞い込んできました。 根継ぎと言うのは柱のダメージのある部分だけを取り除き、新しい木材と入れ替える施工内容です。 今まさに差し込んでいる途中の
自分に限っては、答えはNOです。 もちろん丁稚(修行)の期間はどの職種もまぁそれなりに少ないでしょう。 自分が勤めていた会社は良くも悪くも古き良き考えの社長さんでしたので、それはもう…金銭的にも精神的にも厳しかった…。 今となってはそれが良かったと思える様になりましたので、感謝しておりますが、当時は辛かった。 理不尽な厳しさを、兄弟子達が耐えるものですから、必然とこの理不尽な厳しさが普通だと錯覚してしまう。 厳しくも面白いエピソードが沢山ありますので、小出しで出していけ
単純に[手刻み]と聞いて、 はいはい。あの事ね。 と解る方はそう多くないと思いますので、[手刻み大工]とGoogle先生に聞いてもらえば直ぐに教えてくれると思います。 調べました?まぁ簡単な説明ですが、そう言う事です。 現在は[プレカット]というお家の軸組(お家の骨組みとなる部分)が組めるところまで形にしてくれる賢い機械?コンピュータ?が今は主流。9割、いや、もっとかな? なので、現在は手刻みのお家は珍しく、手刻みの出来る大工さんは絶滅危惧種と言う訳です。 自分はたま
わたくし鬼太郎ちゃん、プロフィールにあるように大工を生業として生きております。 もっと詳しく説明すると、 [自然素材で造る]事を芯に置いて活動しております。 では、自然素材とは何か? 木、土、石などの自然に還るもの、言い換えれば土に還る素材の事を指します。 まぁ今の世の中限界がありますが、その限界を出来る限り攻めたいのです。 茨の道ですよ…。 楽したい! 儲けたい! 遊びたい! 笑 noteではそう言った事や、自分の好きなものや、感じた事を日記の様に残せたらなと思