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『会社にケンカを売った社員たち』2014年総集編

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2014年に「会社にケンカを売った社員たち」で取り上げた労働判例 376 地方公務員減給処分等取消請求事件 375 T法務局事件 374 新宿労働基準監督署長事件 373 オリ…
2014年中に配信されたメルマガ「会社にケンカを売った社員たち」全25本で取り上げた労働判例(事件…
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#労働基準法

#373 「オリエンタルモーター事件」長野地裁松本支部

2014年11月12日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第373号で取り上げた労働判例を紹介します。 ■ 【オリエンタルモーター(以下、O社)事件・長野地裁松本支部判決】(2013年5月24日) ▽ <主な争点> 時間外労働の未払賃金請求など 1.事件の概要は?本件は、Xが雇用主であったO社に対し、(1)在職中の法内残業賃金、時間外勤務手当、深夜勤務手当およびこれに対する遅延損害金の支払い、(2)労働基準法(労基法)37条に基づく割増賃金と同額の付加金およびこれに

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#362 「横浜南労働基準監督署長事件」東京地裁

2014年6月4日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第362号で取り上げた労働判例を紹介します。 ■ 【横浜南労働基準監督署長(以下、Y労基署長)事件・東京地裁判決】(2011年11月7日)▽ <主な争点> 労災保険法上の労働者にあたるか、療養補償給付等の不支給処分など 1.事件の概要は?本件は、Xが建物の壁や天井にウレタン等を吹き付ける断熱工事(本件工事)に従事中、転落して負傷したことが業務に起因したものであるとして、Y労基署長に対し、労働者災害補償保険法に基づ

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#359 「レガシィほか事件」東京地裁

2014年4月16日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第359号で取り上げた労働判例を紹介します。 ■ 用語の解説★ 専門業務型裁量労働制について 労働基準法38条の3所定の専門業務型裁量労働制は、業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務として厚生労働省令および厚生労働大臣告示によって定められた業務を対象とし、その業務の中から対象となる業務を労使協定によって定め、労働者を実際にその業務に就かせた場合、労使協定により

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#357 「HSBCサービシーズ・ジャパン・リミテッド事件」東京地裁

2014年3月19日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第357号で取り上げた労働判例を紹介します。 ■ 【HSBCサービシーズ・ジャパン・リミテッド(以下、H社)事件・東京地裁判決】(2013年1月18日)▽ <主な争点> 解雇予告手当請求権と消滅時効など 1.事件の概要は?本件は、XがH社に対して、同社が支払った解雇予告手当の額には不足があると主張して、同未払分として190万円余およびこれに対する遅延損害金ならびに同額の付加金等の請求をしたもの。 H社は平成2

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