二回試験で絶対にやってはいけないこと2選

さて、司法修習の最後にあるのが二回試験です。

二回試験は、一回目の試験が司法試験で

二回目の試験なので通称二回試験と呼ばれており

この試験にパスしないと、裁判官、検察官、弁護士になることはできません。

試験は、5日間あります。

時間は朝の9時から夕方17時までの8時間です笑

8時間ぶっ続けで試験があり

途中で昼ごはんはおにぎりを食べながら試験を解いていくことになります。

5日間はそれぞれ、民事裁判、刑事裁判、検察、刑事弁護、民事弁護ですが

それぞれの科目では、それぞれの立場で書かなければいけません。

つまり、検察科目では検察官として起案しなければいけませんし

刑事弁護では弁護人として起案しなければなりません。

そんのため、刑事弁護で有罪ですという起案をすると

それだけで不合格になります。笑

これが注意点の1つ目です。

もう一つは、形式的な話ですが

試験は30枚から50枚の答案を書き、

その答案を、綴紐で結ばないといけません。

そして、紐で結べなかった場合、

その答案は採点してもらえません。

ですので、焦って紐で結んだはずが

真ん中20頁とかが抜けていると

そこは採点されませんので、落ちる可能性が高いです。

かなり鬼畜な試験ですが

落ちるのは60人に1人程度ですので

普通にやっていれば大丈夫です。

問題文の読み違えとかで落ちるパターンが多いですね。

この二回試験で合格すると、

晴れて法曹としてのキャリアがスタートすることになります。

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