司法試験・モチベーション維持の仕方

司法試験の勉強は長丁場です。

最短でクリアできても、予備試験までに1年半、司法試験までに半年の2年間は

毎日8時間の勉強が必要になります。

ですので、どうやってモチベーションを維持するかが大事になってきます。


まず、1つ目として、やる気がない時は、その原因を考えることが大切です。

自分がやっている勉強は司法試験に直結する勉強でしょうか。


やみくもに条文を読んだり、

司法試験に出ない細かいところをやったり

とりあえず上位合格者の再現答案を写経したり


司法試験には合格に直結しない勉強も沢山ありますので

そういう効率の悪い勉強をしていないか確認が必要です。

効率の悪い勉強では、成果が上がらず、当然やる気も出ません。


2つ目の対策は、タスクを細分化してみるということです。

例えば、基本書を30ページ読むという目標だったとして

章が3つに分かれているとしたら

とりあえず1章を読んでみる。

実際、1章を読み切ってみると、少しやる気が出てきて

最後までできることも多いです。

また、ここでは、タスクは箇条書きで紙に書き出しましょう。

そして、書き出したタスクのうち、完了したものは

マジックなどで勢いよく横棒で消していきましょう。

タスクが消えていくことで、自分がやった勉強が目に見えますし

毎日の積み重ねが形になって残りますので

モチベーションの維持に役立ちます。


3つ目は、やる気がなくても淡々とやるというアドバイスもありますが

私はやる気がない時も淡々とやるというのは無理でした笑

ですので、思い切って

「そうか、やる気がないならやらなくて結構。君は一日勉強は禁止だ」

と自分に言い聞かせて

本当に1日勉強を禁止してみる。

そうすると、少しずつ焦りが出てきますし

リフレッシュもできますので

翌日からはやる気が出てきて

勉強の効率を上げていくことができます。


どんな試験でもそうですが、こういう工夫が大切です。

勉強に工夫を重ねている人は、どんどん効率を上げられますが

そういう発想がないと、点数の伸びは鈍くなります。

答案でも、どう書けば採点官が「これは良い」と思うのか

工夫して書いている人と

そうでない人では

大きな差が出てきます。

頑張っていきましょう。



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