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遠方のホークスファンが「鷹祭」について思うこと

今年リニューアルされ、「鷹祭SUMMER BOOST」となる「鷹の祭典(鷹祭)」

ホークスのサイトをみると7月末から8月頭までのホークス主催試合6試合を対象ゲームとし、同時期に開催される「天神夏祭り」と連携して福岡の街を盛り上げるという趣旨みたいである。

10年ちょっと前、私が大学生の頃から鷹祭の季節になると市営地下鉄の駅員さんや天神エリアの店員さんがレプリカユニフォームを身につけ、ホークスが街に溶け込んでいる印象は受けていた。今回はさらに街と一体化して盛り上がるイベントとなるようである。どういうイベントになるか楽しみである。

福岡の人や近隣の方は楽しめる一方でその他の地域に住むファンはどうなるのだろう?5〜6年前の鷹祭にはライブビューイングというイベントがあった

球団80周年を記念して全国の映画館で鷹祭のライブビューイングが実施されたのだ。
当時、盛岡に住んでいた私としてはすごく嬉しい企画だった。理由としては
1.福岡、大阪、東京まで行かなくても鷹祭を生でみられる
2.東北には圧倒的にホークスファンが少なく、このような機会によって同志をみつけることができる

まずは1について
上記3都市のファンにとっても鷹祭のチケットを手に入れるのは一苦労だと思うが、岩手に住むファンにとっては平日に上記都市に遠征するためには2日以上の有給を取る必要がある。仕事の都合もあるのでなかなか観に行くことができない。
それが映画館でみることができるのだ。しかも、ユニフォームも配布してもらえる
球場さながらの臨場感でみることができる。(ただしジェット風船は残念ながら飛ばせない)

スクリーンがよく見える後ろの座席をチョイス
映画館のスクリーンでホークス観戦
試合は16-4で大勝

試合が大勝したこともあり、すごく楽しめた印象だった。

次に2について。
大学までは身近にホークスファンがたくさんいたが、社会人になって岩手に住むことになって感じた。「周りにホークスの話をしてもあまり関心をもたれない」ということである。
仙台付近は楽天ファンが多いのかもしれないが、岩手では楽天ファンもそんなにいない。プロ野球はあまり社会には溶け込んでいない地域だったのである。(ちなみにホークスファンは仙台にはいるようである)
そんなホークスファン空白地域では、同志を見つけるのも至難の業。このイベントによって東北ではレアであるホークスファンを見つけることができる。そして、その人たちと一緒に勝利を分かち合うことができたのである

今は私も関東在住のため、比較的簡単にホークスファンに出会えるのだが、東北などファンの少ない地域にする人たちが交流する機会をもてるために今後アニバーサリーイヤーではパブリックビューイングのような企画をホークス球団が主催してくれることを願っている


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