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タンゴとボカロ曲 5選


※トップ画像は、小夜鳴きpさん【初音ミク】 鶏タンゴ鍋 【歌わせてみた】(イラスト:あるやさん)からスクリーンショットをお借りしました。問題があればご指摘ください。


12月11日は、「タンゴの日」

アルゼンチンの国民的英雄であるタンゴ歌手、カルロス・ガルデルの誕生日。元はブエノスアイレスのみでの記念日であったが、2005年にアルゼンチン国会で認められ、全国規模で実施されることとなった。(12月11日 - Wikipedia

より詳しく書きますと、不世出のタンゴ歌手・俳優カルロス・ガルデル、またタンゴの作曲家・バイオリニストであるフリオ・デ・カロ。タンゴを文化として興した偉大な巨匠二人とも、12月11日を誕生日としていたことが、アルゼンチンで同日を国の祝日と定めるきっかけとなったそうです。

一方、赤月ゆにちゃんは、国際山岳デーを紹介していました。

山にまつわるボカロ曲を紹介しても良かったんですが、せっかく音楽に関わりのある記念日ですからね。タンゴでのボカロ曲5選、行きましょう。


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1.【結月ゆかり】 第七天国の魔 【オリジナル】(Ayano(メディックP)さん)

2013/1/27

Ayano(メディックP)さん、ゆかりマスターとして知られるPさんです。ジャズやバラードを投稿されているのは知ってましたが、タンゴもあったとは。お洒落で聴き入るメロディ好きなら、巡回推奨ですよ。

ずん子ちゃんでもタンゴ曲を書いておられたので、こちらも。


2.【初音ミク】確かに生きていた/溝野あわ【オリジナル曲PV付き】(溝野あわさん)

2018/9/12

緊迫した不安な世界観が魅惑的な、溝野あわ(どぶの・あわ)さん。今回もイントロから惹き付けられます。死別した友人に贈る歌でしょうか……軽快なメロに哀しい詩情が乗っているのが好き。何度も聴き返したくなる作品。


3.【巡音ルカ】斜陽【オリジナル】(kodakaneさん)

kodakaneさん、ルカ&KAITOマスターさんですね。今回初聴きでしたが、一捻りした展開に綺麗なメロディでした。他の作品も聴いてみよう……


4.【初音ミク】 鶏タンゴ鍋 【歌わせてみた】(カバー:小夜鳴きpさん)

2008/11/28

2008~2011年にトークロイド・カバー専Pをされていた小夜鳴きpさん、その代表作。ラジオ形式でトークロイドなどされてるだけあり、滑らかで良く通る調声です。他のカバー作品としては、

など。

なお「鶏タンゴ鍋」は、アニメ「天体戦士サンレッド」の第一期EDテーマ曲。ヴァンプ将軍のレシピはクックパッドにも載っていますw


5.【きくお】猫の食卓【初音ミクオリジナル】(きくおさん)

2018/6/29

きくおさん作品。「鬱くしい」タグが似合う、不気味な世界観と美しく心地よいメロディが見事に調和しています。こんな救われない話の中で、猫をモフモフするんですよ、たまりません。展開に翻弄されて、曲の意味を考えて、そしてまた巡るはめに。

きくおさん、ニコ動には2019年になってから投稿されてないけど、YouTubeでは新作上がっていますね……もう乗り換えちゃったのかなあ。


なお、視聴者コメントでの指摘がありましたが、「猫の食卓」と似通って謎めいた雰囲気の曲中で猫をモフモフする作品がありました。

そう、ATOLSさんの「リアリティーのダンス」(2017/5/18)。


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他の候補としては、nyanyannyaさんの鉛姫シリーズに属する一作「エル・タンゴ・エゴイスタ」も筆頭でしたが……

(上)YouTube:2019/4/9、(下)ニコ動:2017/1/9

あまりに情熱的なメロディなので、フラメンコ色も強いかな、と思ってしまいました。いやまあ曲名にタンゴと掲げているし、二人で踊る曲なので確かにタンゴなのでしょう。ジャンル区分はよくわからないし、名曲の前であまり気にするとこでもないよね! と思いつつもこの位置に。


近年の新たな潮流として興ってきたタンゴ・エレクトロニコの話もしたかったのですが、どうやら時間のようです。ではまたお会いしましょう。


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