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【学び】こすりにくいツッコミ

こんばんは。

いつもすみませんれふとで御座います。

私はお笑いが大好きです。
子供の頃からお笑いは大好きで、辛い時もお笑いに救われました
笑いのタイミングを逃してしまうのは本当に勿体無い事です。

お笑い芸人になれば?と両親に言われた事も御座いますが、
あれはきっとそういう意味で言ってないんだろうなと今では理解できるほど、
大人になりました。

本日はお笑いの中でもツッコミにフォーカスした記事をシェアさせていただければ幸いで御座います。
ボケてこそお笑いと言う考えがまだまだ根強いのかと思いますが、
私は私生活に置いては、ツッコミこそが輝くと考えております。

なんでやねん
どういうお笑い?

のような、真似しやすくこすりやすいツッコミはとても素敵で、
何かあったら使いたい!と強く、強く心に秘めてみなさま日々生活されていると思います。
漏れ無く全人類がその時を待っていると思います。

ボケはどうしても自家発電に近い感覚があって、ゼロからイチを生み出すセンスと才能、
それに加えて場の空気ありきで成立するボケも多々あり、苦労が絶えません。

しかしながら、ツッコミは、そうとは限りません。

無意識に成立してしまった親父ギャグだったり、言い間違いだったり、
誰かをイジって笑いを取っている人に対して逆にツッコミを入れて笑いを膨張させる
そんな効果が、ツッコミの魅力だと思うのです。

ツッコミがなければボケは笑いとしてのボケでなく、素っ頓狂になってしまう可能性、
「これは…関わると怪我する…」
と、防衛本能が働いてしまい、ダダ滑りになってしまう。
そんな危険と隣り合わせの大変危険な行為です。

決して安易な気持ちで素人が急にボケようとしてはいけませんが、
そこに素晴らしいツッコミを入れる事ができる人間がいたなら…

それはそれは素敵なシーンの出来上がりですよね。
どんな小ボケも素敵な笑いになり、愛に溢れた現場の出来上がりです。


それでは、本日はれふとプレゼンツ、見てきた中で群を抜いている
こすりにくいツッコミ集をお届けしたいと思います。

使えるツッコミは是非プロから学んでいただいて、加えて私の記事をお読み頂き、
こんなグズグズのツッコミ入れたら大怪我するぞ…と言うラインを是非覚えていただきたいと思います。

case:1 誰の心臓やねん

◆発生場所:路上
その日私はサミー(仮)とお出かけをしていました。
新しいお店ができた事をサミーは嬉しそうに私に教えてくれたのです。

「れふと知ってる?そこの信号を右に曲がったところに新しい雑貨屋さんが出来てね…」
私は愚かな動物ですので、ついついツッコんでしまったのです。

「いや、誰の心臓やねん。」

サミーは路上にも関わらず大爆笑をしてくれましたが、
笑わせた感ゼロ、笑われた感100の結果となりました。
決して、決して皆様はこすらないようにしてください。

case:2 …半分っ?

◆発生場所:飲食店内
ライブをして、打ち上げとしてちょっと良い居酒屋へ飲みに言った時、
どうしても女の子は少食になる為一口だけ食べたいけど、一品頼むとなると量が多くて残してしまう。
そんな時、ありますよね。
いつも一緒に飲みに行くとジャスミン(仮)は私に訪ねてくるのです。

「ねえれふと。これ食べたいんだけど一人じゃ多いから半分こしない?」
私は二つ返事で必ず「喜んで」と言います。
生もの、珍味と言ったものが大好物なので、食の好みが合っていると言うのはとても助かります。
ジャスミンが頼むもので美味しくなかった料理は一つもありませんでしたから、
私はジャスミンを信頼しきっていました。

そんな中、ある時の飲み会で、どうしてもお腹いっぱいだけど私から
「ジャスミン。これ食べたいんだけど食べきれないかもしれないから、ちょっとだけ食べてくれませんか?」
とお願いした事がありました。

「え、私も結構お腹いっぱいなんだけどどれ食べたいの?」
「ごめんなさい。この、馬刺しのルイべを見つけてしまって…少しでいいので食べてくれませんか?」
「わかった。そこまで言うならしょうがないから食べてあげるよ。半分。

…半分っ?

私はジャスミンの事を何もわかっていませんでした。
一口だけちょうだい と言わせてしまわないように、少し食べてくれませんか?と、気を利かせて言ったつもりが綺麗に半分持って行かれました。

皆様もお料理のシェアの際は気をつけて、絶対にノリでこすらないようにしてくださいませ。

case:3 それどこの出版社ですか?

◆発生場所:職場
職場は女の子しかいないにも関わらず、その日仕事が落ち着いていて、
みんなでふざけたおしゃべりをしていた時、
「次それやったらミッチェルちゃん(仮)ラリアットするからねっ」
と言って穏やかな笑いが起きた日、
お昼の休憩室でアンジー(仮)と思い出し笑いをしていました。

「ミッチェルも大変ですよね。次やっちゃったらラリアットって…」
「いやぁ、でもそれはミッチェルが悪いんじゃない?しょうがないよ」
「午後、首を負傷しない事を祈るばかりです…」
「でも実際無理でしょ、逃げきれないと思うよ。隣のレスラーが相手じゃ…」

「え、どこの出版社ですか?その漫画。」

私には『隣のレスラー』と言うワードがどうしても4巻くらいで打ち切りになってしまった漫画のタイトルにしか聞こえなくなってしまいました。
その後は結局その漫画の終わり方について、無駄にアンジーとおしゃべりしてお昼を終えました。
おしゃべりの根本が完全にブレてしまいますので、どうか皆様は使用をお控えくださいませ。

case:4 my name is田原俊彦

◆発生場所:職場
私はどれだけ笑いが絶えず、楽しいムードが充満している時であっても、
仕事中にモノマネは致しません。

私がノッてしまってモノマネをしてしまうと、
いざ「ほら、皆さん、お仕事中ですから集中しなくちゃダメですよ」
と諭した時に
「テメェもやってたじゃねえか!!!」
と、示しがつかなくなってしまうからです。
辛いですが、どれだけ楽しい時でもモノマネはしないようにしているのです。

それでも、どうしてもモノマネを皆さんはさせたくなってしまうのです。
「ほら、れふとさんも。田原俊彦くらいだったら出来ますって!」
「いっつもノらないよねれふとって。ノリ悪いな〜」
「す、すいません。でも…あ、すいません。」
「れふとさん洋楽好きだから英語の方が入りやすいんですかね。
my name is田原俊彦。…はいっ。」


…いや、そう言う事じゃねえよ。

そしてそれだったらmy name isTOSHIHIKO TAHARAで来なさいよ!

ほんで、「…はいっ。」じゃねえよ!!



そのツッコミでさえもぐっと抑え、ただただ陳謝し続けました。
形上ではございますが、役職とは辛いものです。

皆様もモノマネを英語で擦りたいシーンに遭遇した時は、
是非名前と苗字が逆になる落とし穴にご注意くださいませ。


case:5 くちゃちゃちゃっじゃねえよ。

◆発生場所:飲み屋
居酒屋、飲み屋など、バー見たいなオシャレじゃないところで飲んでいたりすると、
まぁまぁな確率でうるさい人とか、周りを考えないではしゃいじゃう人って、
いたりしますよね。
その人その人で楽しんでいるのでイラっとするのはお門違いでしかなく、
私は大人数にとことん弱いのだなと思うばかりです。

ある時完全な個室ではなくて、暖簾1枚でセパレートされており、
セミ個室を謳っているようなお店でサミー(仮)と二人で飲んでいました。
海鮮系のお店だった為私はずっと上機嫌で、気持ち悪くウフウフ言いながら食事、お酒を楽しんでいました。
すると隣に来たサラリーマン二人がまぁまぁ声も大きく、言葉もラフ。
私たちより後に来店したにも関わらずあっという間に出来上がってしまっていました。

「…でさぁ、そん時俺ぁ言ってやったわけよ!!」
みたいな感じのノリで武勇伝をゴリッゴリにこする上司らしきおじさんが
まぁまぁな飛沫っぷりで笑いを取りに行っていました。
今の時代でしたらただの殺人鬼にしか見えなかったと思います。

そして小ネタを言っては一人でバカ笑い、小ネタを言っては一人でバカ笑いを繰り返す。
そんな悲しい席となっていました。

あれ、もしかして隣、一人で飲んでらっしゃる?

そう思ってしまうほど部下っぽい人は何も喋らず、笑いもしてなかった…ようにも思えました。
面白くもない話で部下もおそらく、おそらくですが死んでいる。
それを大声で話して一人でバカ笑いする上司っぽいおじさんに私は段々イライラしてきてしまい、
つい、小声で口走ってしまったのです。

「くちゃちゃちゃちゃっ!じゃねえよ…。」
すぐさまサミーに止められました。
「れふと、口に食べ物入れたまま笑うのは良くないけど、
あの人は別にくちゃちゃちゃって笑ってるわけじゃ、ないんだよ。

怒りのせいで私は我を失い、上司っぽいおじさんの笑い声自体がそう聞こえ始めていたのだと思います。
冷静になって聞いてみると確かにわはは!ガハハ!が最も近い表現だったと反省しています。

こちらはどうしても、どうしても許せない輩がいた時の奥義として使用をするようにお願いいたします。
決してこすりやすいツッコミではございませんので、予めご注意くださいませ。

まとめ

みなさま、決して真似をしないようにしてください。
大怪我してからでは、遅いのです。

どうか命を大切になさってください。

それではまた、ボケに溢れる現場でお会いしましょう。
お休みなさいませ。

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