トレパク☆一周年を振り返って
2020年8月10日に「【クッキー☆自主制作アニメ】クスネとメルのトレース☆パクリ」を投稿してから約1年が経ちました。折角の節目なのでトレパク☆についていろいろと語ってみようと思います。
(↓ほんへ)
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まず、トレパク☆を作った理由について。
それは「悪評を払拭したかったから」です。
もっと簡単に「見返してやりたかったから」とも言えます。
当たり前ですがパクリがバレた後の私の評判は酷かったです。嘘つきだとか、窃盗犯だとか、無産以下だとかいろいろ言われました。
中でも特に嫌だったのは「レフタメはトレパクしないと絵が描けない」というのと、「レフタメはガイジ」という2つの評判です。
これらを払拭するにはボイドラを作るのが一番いいと考えました。
1つ目、「レフタメはトレパクしないと絵が描けない」について。
確かにパクリの絵もありましたが、それは投稿した50枚を超えるイラストのうち5枚で、他は自力で描いたものです。それなのに全部トレパク扱いされとても悔しかったのを覚えています。
パクリ絵しか描けないわけではないことを証明するには、明らかにパクリじゃない絵を描けばいい。つまり、アニメのように動く絵を描くことで「トレパクしなくても俺はちゃんと絵が描けるんだぞ!」というのを示したかったのです。
次に「レフタメはガイジ」について。
パクリの発覚とその後の受け答えのせいで「レフタメは話の通じないやべーやつ」みたいな認識が根付いてしまいました。
そんな人間ではないということを主張したかったのですが、ただの文章でそんなことを書いても、これまでの言動のせいで真面目に受け取られないだろうし、何より面白くありません。
折角大きな話題になったのなら作品として昇華させたい!
普通の界隈なら「盗人の分際で『作品にしたい』とはなんと横暴な!」と怒られてしまいそうですがここはクッキー☆界隈。全員盗人みたいなもんなので気にせずできます。
というわけで「主人公がトレパクをして痛い目に合う」話を描いて、自分が炎上した理由をきちんと理解しているということを示そうと考えました。
これらの意図はちゃんと伝わったらしく、トレパク☆投稿から5日後の第1回面会室で自己矛盾兄貴はこう言ってくれました。
「案外こう、まともな人なんだなっていうのが透けて見えたわけですよね」
「ただのトレパク野郎じゃなかったんだなぁって…。」
(↑の51:00~,53:25~)
はいこれです。これを言ってほしいがために半年間かけてボイドラを作りました。ちゃんと伝わっててウレシイ…ウレシイ…(ニチニチ)
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次の話題は、声優について
僕は声優を集めるときに意識したことが2つあります。
1. まだクッキー☆で話題になってない人に頼むこと
2. 自分から依頼すること
ボイドラ企画者に出来て、MAD作者や絵師には絶対出来ないことがあります。それは新しい声優を発掘するということです。
この世にはたくさんのネット声優がいます。中にはNYN姉貴やRRM姉貴を超える逸材も居るかもしれません。いや絶対に居ます。発掘されていないダイヤの原石が確実に埋まっているんです。
それなのに既に掘り起こされた声優を使う企画者のなんと多い事でしょうか。
非常にもったいない!
クミホ兄貴という企画者がいました(過去形)。彼のボイドラ、僕はとても好きです。理由は起用声優がみんな新しい人だから。新進気鋭の感じが素晴らしい。夢咲輝星姉貴のほわほわした声すき。ほんへ消しちゃってたけど再投稿していいかな?
さて、ここで皆さんはこう思うかもしれません。
「新しい声優使ったら風評被害に遭う人が増えちゃうじゃん」と。
クッキー☆声優になると粘着や特定をされて不幸な引退に追い込まれる…。そんなイメージが強いのでしょう。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
トレパク☆という炎上絵師のお気持ち表明ボイドラに出演したノンケ声優たちですら全く掘られていません。逮捕者が出るほど酷い叩かれ方だったKNN姉貴も復活し、クッキー☆民相手に楽しく配信しています。クッキー☆本スレは実質RRM専スレと化し、本スレの性質を受け継いだとされるオナサポスレも岩間ことくろうゆめに荒らされ機能不全を起こしています。
もはやクッキー☆には新しい声優に嫌がらせをする力は無いのです。
だから、皆も企画者になってノンケ声優発掘、しよう!(提案)
あと、最近の養殖ボイドラって大抵LM姉貴出てるじゃないですか。別に自由ですけど個人的になんかヤダ。また君か壊れるなぁ…ってなります。
これは別にLM姉貴が悪いわけではなく、声優を集める段階で「募集」という手段しかとらない企画者が悪いのです。
どんな声が欲しいかは脚本書いた本人が一番よくわかってるのだから、ツイッターで呼びかけるよりもココミュとかリスポンとかボイコネとかで(リスポンは年末にサ終するらしいですが)、実際に演技を聞いてみて好みの声の人に依頼するべきです。
では、なぜ企画者は自分から依頼をしないのか。それは恐らく、知らない人にいきなり「僕の企画で声当てしてください」なんて言っても断られると思っているからではないでしょうか。
これは頼み方の問題で、ただ単に「声当てして!」と頼むのではなく、
「これこれこういう企画でこういう役があってあなたのこういう声がピッタリだと思ったのでぜひ声当てをしてほしいです」
と、自分の作ろうとしている作品について、そして何故その人を選んだのかについてきちんと説明することが大切なのです。
ネット声優は自分の声が好きで、その声に自信をもって活動しているわけですから、それを褒められて、必要とされて嫌な気分になる人はいないでしょう。
それから、上で「クッキー☆には新しい声優に嫌がらせをする力は無い」と書きましたが、一応クッキー☆の危険性については説明したほうが無難です。まぁくりーふ姉貴も特定されてたからね、しょうがないね。
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最後に、後悔していることがいくつかあります。
一つ目、「伏線を張るべきだった」ということ。EDでも指摘されていました。
なぜクスネが住所特定されたのか。
自分の頭の中では「ネットで煽られてレスバしちゃうホモガキなんて特定要素いくらでもアップしてるはずだから特定されても不自然じゃないだろう」と考えていました。
でも、言われてみるとたしかに唐突感がありましたね…。
後で考えてみたんですが、ラーメン屋のシーンで食べる前にスマホで写真撮ってネットにアップしてる描写入れれば住所特定の伏線になることに気づきました。日頃から近所の写真をアップしている証拠になりますからね。
そうしたちょっとした工夫が物語に説得力とか深みを出させるんだろうなぁと。
制作時に気づいていれば…。反省です。
二つ目は「終わり方」について。
これも結構指摘されていますね。
ミカンが届いて、代金を払うために出稼ぎへ行くことになる。そして空港で一言、「パスポートがみっかんねぇ~!」
「オチ弱すぎじゃね?」
全く持ってその通り。
実は、クソくだらない終わり方をしたと思ったら、EDテーマの後に嘘次回予告があるというのが本当のオチのつもりでした。
しかし、EDが1分半と無駄に長いせいで、嘘次回予告があると気づかずにブラウザバックしてしまった人が結構いたのだろうなぁと思います。
EDに1分半はテレビアニメなら普通の尺ですが、ボイドラにその尺は必要ないと感じました。なので、のちに投稿したYouTube版ではEDが15秒程度に短くなっています。
ボイドラの大きな利点の一つは「視聴者が一時停止を出来る」ということです。どれだけ字の送りが早くても必要に応じて視聴者側で調節できるので、EDなどの退屈に思われそうな部分はもっと削るべきだったと後悔しています。
ちなみにEDに使用したのはYO-KINGの「きれいな水」、何故それを選んだかといえば単純に歌詞が気に入ったからです。
これも声優と同じでできるだけクッキー☆でまだ有名になっていないものを使いたいという僕のこだわりから、いろいろな曲を聴いて見つけました。歌詞が気に入ったというだけで特に深い意味は無いです。
あと、YouTubeでは著作権の関係で「きれいな水」が使えなかったので、爆風スランプの「旅人よ」に差し替えました。猿岩石のヒッチハイク旅のテーマソングです。
「旅人よ」を選んだのもそんなに深い意味はありません。ただヒッチハイクの動画をYouTubeで観て面白かったので使いました。
閑話休題、後悔していること3つ目は「素材配布動画」について。
この例の絵を燃やす動画は本来予告編に使う予定でしたが、予告編は作る暇が無く、もったいなかったのでここで使いました。
なんでこんな雰囲気になってるかは、自分でもよくわかりません。
多分半年かけたボイドラ完成してテンションがおかしくなってたのが原因だと思います。
この動画について後悔しているのは、ホラーじみた雰囲気にしてしまったこともありますが、何よりも声優さんをないがしろにしてしまったことです。
素材集を公開するにあたり、参加して下さった3人に公開許可を取りに行きました。その時「r-18な使い方はしない。再配布はしない。」という条件を言われたのですが、それを明記せずに配布してしまいました。(なんで?)
まじで意味不明です。なんでだろなぁ…?投コメに書くだけでよかったのに…。
そのせいで結構不快な思いをさせてしまったみたいです。ボイドラ制作で一番の後悔。
あと白猫アップローダー使ったのも後悔してます。もうリンクきれてるし…。
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語りたいことはこんなところですかね。約4000字の大長文になってしまいました。というかもうまとまらなくなってきました。
次はベーリング海から帰ってきたクスネがアンチ相手に無双する話でも作ろうと思います。
おわり。
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