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見え方のお話

私が寝ているすぐそばにある携帯の着信音が鳴った。意識朦朧としたまま出ると案の定いつもの子からだった。今日は、月曜日。
「朝から仕事じゃないの?」と思ったら
「そうか、祝日じゃん(建国記念の日・振り返り休日)」と電話がかかってきた理由に納得した。
それの5分後に知らない番号から着信。今LINEで電話をしているため出ることができない。まぁ後ででいっか。と先延ばしにしていたら、その電話の主は、昨晩夜な夜な日雇いアルバイトの登録をした会社の方で本人確認の用だったらしい。それと同時に応募したバイトの出欠確認でもあったみたい。だが私は、先延ばしにした結果、違う子に日雇いのアルバイトを取られる形となってしまった。なんて失態。朝から不穏な空気が流れる中、1つ楽しみなことがあった。それは、土日月祝の3日間に渡るフリーマーケットの最終日に行くこと。お目当てはリーバイスのデニムパンツ。場所は、
“STORAGE ROOM”

大分市生石港町2-5-12

一目惚れしたお気に入りのデニムパンツを3本購入。
・550のrelax fit ブルーデニム
・???のオレンジタブ ブルーデニム
・550の〜〜〜fit ブラックデニム
これらすべて一軍行きのパンツ。太さ、丈の長さ、色合いにおいて全て完璧。友達は、デニムを育てているらしい。漂白剤で色を抜いたり、日光を浴びせ干したり、切った所を炙ったり、はたまた穴が空いたところを違う色の布で縫ったり。そうやって自分だけのOriginal fitなデニムパンツを作るというその志と情熱がすごいなと。真似したいなと思う。
そう言えば、デニムパンツをショッピングする前に腹ごしらえとして
“ファベルスペース”
という新築・リフォーム・家具雑貨販売・カフェというマルチでユーティリティなお店に行った。こちらは、店内にある全てのものが売り物。当然、カフェとして利用している机や椅子も売り物で値段が振られている。実際にお食事をしながら自分好みのイスやソファーにすわることができ、すごく快適で素晴らしい体験だった。私が頼んだメニューは、ポークとモッツァレラのサンドイッチで、ボーリューム満点でとても美味しかった。

大分市王子北町4-69

その後に、雑貨屋さんの
“ストックパイル エコリオ”
お店にお邪魔した。特徴は、洋風なものから昭和レトロの和風なものまで幅広いヴィンテージ×アンティークの雑貨や家具が多く数十分の滞在では全部見切れないくらいの広さと迫力。ぜひ、次行く際は、2時間は時間を作ってお店に遊びに行きたいと思う所存。

これからは、深夜2時に久住高原に行って満点の星空を見に行ったお話と見え方のお話。

買い物を終え、自宅に戻りお風呂を済ませたのは20時頃。お風呂からあがり身体を拭いていると友達から電話がかかってきた。
今日は、「星の指標が最高値らしい。大分で1番良く見えるところに行って星を見ないかい?ちなみに星の見え方が綺麗によく見えるランキング、日本で10位以内にランクインしている場所だよ。」と。
それから合流をして0時に出発した。賀来から狭間を超え、久住高原までは山道を通る。総時間およそ60分。薄暗いザワザワとした雰囲気の森の中を野郎ふたりで歌を歌いながら、マニュアルのジムニーに乗って星を見に行ったことは、一生の思い出だろう。実際に見えた星は、こんな感じ。

wood × star

やばい。写真では全然伝えたい星空の景色が映っていない様子。
本当は、プラネタリウムのよう、そんな満点の星空が天然・自然的に見ることが出来て感無量であったのだが、写真ではやはり伝わらないのかも。いつか、スマホのカメラで星や月が鮮明に綺麗に映す事ができるのだろうか。

人生には、色んなものの見方がある。または、他人の見え方もそうだろう。要は、自分が見えてる世界は、他の人がみている世界とは、同一的ではなく相違がある。それに付け加え、自分の気分や心の状態、また天候や環境などによっても全く同じ出来事や風景、景色も違って見えてくる。
今日見た星空もこのようにして山奥まで登って見上げる星空と街灯や店の光などが点いている地元から見る星空とは、見え方が異なりひと味違う。
どちらにもそれなりに良さはあり優劣を図る事は難しいだろう。これを対人関係に置き換えてみよう。今、私が見ている貴方は、十年後に見る貴方と全く持って違うだろう。当たり前である。別に置き換えてみてもA君が見る貴方とB君が見る貴方とでは、貴方への捉え方は異なる。
つまり、私が心に留めておきたい教訓は

自分のことだけは、ずっと自分のことを見ててあげること

今のこの世の中は、情報化社会・SNSの普及により私たちは、昔よりも今の方が周りの目を気にすることが増えてきた。色んな人からの見られ方を気にして、その都度“一喜一憂”“悲喜交々”を繰り返している。そして、自分の心がズタボロにやられどうしようもない衝動に駆られてしまう。
色んなものの見方があるため、それを常に正し信じてあげるのは自分自身なのだ。
自分だけは、自分を賞賛し非難してよい。そして自分を律し歩み続けるのだ。
誰かからの評価は一参考程度に、決して鵜呑みにはしない。

他人から見る自分は、今住んでいる場所から見上げた星空。
自分から見る自分は、一番高い山から見上げた満点の星空。

そんな具合で、常に自分を見てあげられたらいいな。
マイナス気温3°という寒いなか見た満点の星空。
流れ星は、1時間の間に5回程度は見られた。
あれがペルセウス座かななんて言い合って、よく分からないから星と星を繋げてうお座を作ることを諦めた。
そして、深夜3時。山を降り一番初めに見つけたコンビニでカップラーメンとおにぎりは、美味しくないわけが無い。

楽しい、楽しい、これこそ至福の時間。

また、星空を見に行きたいと思うのであります。

2024年2月12日月曜日(祝日)


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