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ペットロス~ふたたび、大好きなあのコたちの笑顔に出逢えるために vol.2

*「私」とアミとリラのこと*


はじめに、私たちについて少しお話をさせていただきますね。

アミとリラは、ジャックラッセルテリアのおやこです。
2002年3月生まれのアミ、そして2004年11月生まれのリラ。

「私」の家では、子どもの頃からペットがいるのが当たり前でした。
実家を離れてからは、ペットたちとも帰省して会える程度でしたが、2002年5月、念願の「私」の相棒、“アミ”を迎えることになります。

“アミ(amie)”はフランス語で“親友”という意味。
主従関係よりも、フラットな、お互い掛けがえのない関係でありたいと思っての命名でした。

当時、「私」はまだ衣装製作とPCオペレーターの二足のわらじで仕事をしていましたが、深夜に亘る残業も多々あり、早く帰りたいのに帰れないストレスが、「私」にも、お留守番のアミにも徐々に募っていきました。

そして、アミのお産&子育てをキッカケに、「私」はお勤めをすべて休業!にしたのです。

2004年11月15日、アミ超安産で4頭出産。そのうち女のコはリラだけでした。

里親として何件かお試しの後、結局リラはわが家で暮らすことになったのです。(ちなみに“リラ”は直感的にすぐに思いついた名前でした)

その後、仕事に復帰したものの、結局お勤めよりも”自分の好きなものを自分のペースで創りたい!”という気持ち、そして何よりも”アミとリラと一緒にいたい!!”という気持ちが強くなり、2007年、ジャックラッセルテリアのモチーフに特化した革製品「Leetama」を立ち上げるに至りました。

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Leetama」のアイテムのモデルは、すべてアミとリラの日常の何気ない姿です。これは、ずっとずっと変わりませんでした。
丸まっている姿を上からみたり、ジャンプ寸前の姿を捉えたり、(犬だけど)猫背がちな見返り姿をモチーフにしたり、、もう何から何までです。
おやこの姿を、ひたすら観察するという至福のひととき!

そして、思ったとおりのデザインが出来上がると、アミとリラの手を取っては喜んだものでした。

時に深夜遅くまで製作に没頭していると、そばでアミがジッと見ている、なんてことも日常的でした。(まるで受験生を見守る母親のように、、笑)

今思えば、わが家の構成は、おかあさん=アミ、人間のこども=「私」、犬のこども=リラ のような図式だったのだと思います、たぶん。

アミとリラも協力的で(と言いつつ、イベントの看板犬としては退場!でしたが、、)モデル犬としても、徐々に板についていきました。

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これは、革製品とはまた別の取り組み「DOGベッド&ピロー」のイメージ写真。
撮影時、「はい、ここに寝て!」との言葉を理解しているのかいないのか不明だったけれど(いや、理解していたな、、)カシャッと撮影が終わったら、おやこ共、すっと立ち上がって動き出すという、、、、。

ホント Good job!です。

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また、これまでのイベントで、みなさんにお会いするたびにお話にも花が咲き、本当にただただ楽しいひとときに感謝するばかりでした。
実に沢山のお客様とのご縁は、みなさんのワンちゃんたちはもちろんのこと!まずアミとリラがいなければ始まらなかった、とつくづく思うのです。

こうして、「Leetama」を立ち上げてから私たちは「1人2頭10脚」で9年間走り続けてきました。

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でも、この9年間が、その後まさか罪悪感と後悔で塗りつぶされるなんて、その頃は想像もしていなかったのです。

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