観劇逍遥

劇団天の河神社『今、この胸から溢れ出す青春を』

物語もそうなのかもしれないけれど、ここの主宰の方のやりたいことを詰め込んだように受け取れるタイトルであり作品なのかな

初見なのでなんともいえなけれど、いろいろ取り入れたい部分をそういうものだという演出と役者さんのカラーでカバーしてる部分が多い印象

内容は至ってシンプルだけど、そうしなければ何をしたいかわからなくなるから致し方ない部分もあり、わかりやすくするために知名度のあるキャラクターを取り入れるのも、きっと観客層的にはありなのかもしれない

情熱溢れるあの頃をファンタジーのようなカタチで具現化しているのもおもしろいんだけど、漫画家の初連載のキャラクターを全くオリジナルにしてしまって、プロローグとして取り入れても面白いかも

あんまり広げてしまうと尺が足りないかもしれないけれど、いろいろ忙しい部分を整理していって劇団の個性としていければもっとおもしろくなりそうな

自分でも雰囲気しかわからんので具体的にこうというのではないのだが、発展途上な劇団だと思うので、溢れ出す青春を突っ走ってほしいような