サービスとは?の話
一部のホテルやレストランなどでも取られるサービス料。
キャバクラやホストクラブでも当然取られる訳だが、こちらは20%〜40%と当たり前のように高額である。
ところで、キャバクラにはキャスト以外にもセンター、指名係、ホール、リスト、ドリンカー、スケジューラ、デシャップ、ソムリエ…etcとそれぞれの役割分担がされており、組織として稼働しているのだが、ホストクラブはホストと内勤と言う括りで簡素化されている店が多い気がする。
キャバクラもピンキリだろうが、ホストクラブと同等のサービス料を取る高級キャバクラにおいては、細分化された役割でお客様をおもてなしする体制が作られている。
きちんとしているホストクラブももちろんあるだろうが、ホストの場合、店の規模やレベルに関わらず高額なサービス料を取る店がほとんどである。
ブスばっかのしょーもない小箱でも45%とか平気で乗せてくる(暴言)
「いい店にはいい内勤がいる」と言われるように、シゴデキ内勤のいる店は比較的スムーズに機能しており、そうでない店は客が居心地の悪い思いをしたりもする。
オンリー(卓に客だけになること)であったり、不慣れな新人と長時間マンツーだったり…と言う話をよく耳にしたりもする。
キャバクラのように役割の細分化をすれば問題ないのでは?と思わざるを得ないのだが、何故ホストクラブは内勤が少ないのだろうか🙄
わたしは比較的心広子(自称)なので、シャンコ(シャンパンコール)の時やイベント、締日など忙しくて致し方無い日にオンリーにされても割と何も思わないが、とある店に行った際になんでもない日に15分以上オンリーにされ、内勤が機能してないんだなぁ…などと思ったこともある。
(ちなみにシャンコ中やイベントではなく、隣の卓には担当ホストとヘルプが2人ついていた。)
オンリーの卓を見つけてサッと移動してくるホストもいたりするので、その辺はホスト個人の機転が効く/効かないも関係してくるのだろうが、昔のホストよりも今のホストの方が指示待ちが多い印象がある。
オンリーに気づいてはいるが、内勤の指示がないから動かないのである。
20年前にオンリーなんて滅多にならなかったが、最近はちょくちょくオンリーになることもあるので、そう言う時代なのだろうな、と思ったり思わなかったりするのだ。
管理職をやっていると今の時代、指示待ち人間が増えたなぁ、とつい思ってしまうのである。
(それがいいとか悪いではなく、そう言う人が増えた印象、と言うだけのこと。)
そう言う時代だからこそ、キャバクラのように役割の細分化をすればなんら問題ないのではないかと思う。
サービス料とか言うのなら、それくらいすればいいのに。
100万円オーダーしたら150万円近く払わないといけないレベルのサービス料を取っておいて、あまりにもお粗末ではないだろうか。
キャバクラでそんなことが起きたら大事件になるだろう。
人件費と言うのは馬鹿にならないので、最低限でなんとかしようと言う気持ちも分からなくはないが、所謂高級ホテルやレストラン、キャバクラで同じようなお粗末な失態が同じ頻度で起こるのだろうか、と考えるとホストクラブの運営に関しての稚拙さが目立つ。
※もちろん、ちゃんとしてる店もあるだろうけれど。
出来ないならサービス料なんか取らなければいいし、もしくはサービス料なんて名乗らなければいい。(暴論)
とにかくこのサービス料に関して、自分が何のサービスを受けているのか全く理解出来ないケースがある訳です。
そもそもサービス料とは、海外の「チップ」が日本で浸透しなかったことで導入されているものではないのか。
相手のサービスに対して「ありがとう」の意味も込めて支払うのがチップなのではないのか?
(払うのが常識/マナーではあるが)
チップは相手のサービスへの対価としてこちらが最低限〜上限無しに決められるのである。
国によっても違うが、相場は10%〜15%くらいだろうか。
相手のサービスに感銘を受けたら相場よりも多く渡すことももちろん出来る。
40%のサービス料を取るなら相当なサービスが必要なのではないか。
酒作ってライターを点けるだけがサービスか?
それすら自分でやってる時があるぞ?
おもてなしの心はあるのか?
なんて小姑みたいなことを考えてしまったりする。
個々の気遣いで最高のおもてなしが出来れば1番いいのだろうけど、出来ないならある程度のシステム化はした方がいいんじゃないのかしら…
知らんけど🙄