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私が感じた完ミ育児のデメリット3つ -可能性編-

こんにちは。リーコです。
下の記事では完ミのメリットについて記しました。


今日はデメリットについて。
振り返ってみるとデメリットは、可能性として考えられた点(可能性編)と実生活の中にあった点(実生活編)があったので、まず可能性編から列挙していこうと思います。
(※すべて私個人の意見です)


1.  母体の回復が遅れる可能性


私自身、産婦人科の検診で「子宮の収縮が悪い」と指摘を受けました。産後ワンオペで動き回っていたことも一因ではあるのですが、授乳によって分泌されるオキシトシンには子宮収縮を促す役割があります。そのため、子宮復古不全が起こる可能性もゼロではありません(全褥婦に言えることかもしれませんが)。

また産後の体重は母乳をあげていた時がごっそり落ちました(その分食欲もひとしお)。母乳のもとは血液ですから、毎日何度も血ぃ抜かれてるようなもんです。産後1か月で7kg落ち、残りは1年かけてじっくり落ちました。母乳は赤ちゃんのためでもあり母親のためにも一躍買っているんですね。


2.  ミルクが飲めない赤ちゃんもいる


乳頭混乱、哺乳瓶拒否。どちらも完ミ育児について調べるとよく出てくるワードです。読んで字の如くですが、乳首と人口乳首の違いに適応できない。人口乳首の感触が嫌い。においが嫌い。ミルクの味が嫌い。赤ちゃんによって好き好みは様々。友人の子で、完母だったけど生後6か月で体重減少を指摘された娘ちゃんがいました。ミルクを足そうにも母乳以外は泣き叫び全力拒否したため、スプーンで口に流し込んだり、ストローマグを練習したそうです。

ふと見かけた育児ブログでも「やっと飲んでくれるものが見つかった。N社の哺乳瓶でX社のオーガニック粉ミルクだ」と書いてあって。この掛け合わせに辿り着くまで、どれほどの哺乳瓶と粉ミルクを試したんだろうか…。と思うとブロガーさんの苦労は計り知れない。粉ミルクのたんぱく質にアレルギー反応を起こしてしまう赤ちゃんもいたり、全員が全員「ほな完ミにしよか」とできる訳ではないんですね。難しい。


3.  自然災害時の栄養補給がない

能登半島地震の後、液体ミルクの売上が2倍になったそうです。断水になるとミルクは作れませんし、物資の配給がなければ0歳の赤ちゃんは栄養補給できるものがありません。備蓄として缶の液体ミルクは家に常備していましたが、外出時にもし…と想像したらとても怖くなったのを覚えています。次男が生後3か月で初めて遠出することになった時は、缶の液体ミルク32本。哺乳瓶5本。消毒用具一式。これだけでスーツケースを半分埋めて飛行機に乗り込みました。


ケースバイケースも多い内容になりましたが、可能性として私が感じていたデメリットはこの3つです。明日は実生活編をお届けします。

ここまで読んでいただいた皆さま。
ありがとうございます。

以上、リーコでした。

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