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俳優さんの涙が美しい映画2本

韓国映画の俳優さんが泣くシーンでは「ある会社員」のソ・ジソブと「アジョシ」のウォンビンが飛び抜けていい。

両方の役はタイプが似ていて、心を閉ざしていてからの見せる涙だから、それまで境遇とか、彼の中に生まれたり思い出した愛情を含めて流す涙は、本当に美しいです。

「ある会社員」(회사원)の紹介

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この映画をざっくりいうと
●殺しを生業とする会社に所属する一社員として、受注して殺しをするのが仕事っていう変わった設定
●主人公ヒョンドは、会社に忠実で社内でも一番の殺し屋だが、思春期の頃に憧れていたシンガーに会い、普通の人生を望むようになる
●「会社員である殺し屋」であるからこその特異な苦悩があったり、平凡な職種では普通な昇進祝いも、殺し業だと異質に感じられる面白みがある

あらすじ
殺人請負会社で働くヒョンド(ソ・ジソブ)は、社内一の殺し屋であり、忠実な社員。
しかし少年時代に憧れていた女性ミヨン(イ・ミヨン)との出会いにより、これからの平凡な幸せを考え始めるようになる。
ミヨンとともに新しい人生を踏み出そうとしていたヒョンドは同僚の殺し屋たちに命を狙われる。

「ある会社員」予告動画

「ある会社員」の涙のシーン

これまで感情を抑えて殺人の仕事にも会社にも忠実だったヒョンドが、愛を知って、人間らしい涙を流す。胸が痛くなる涙です。

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「ある会社員」の概要

監督・脚本:
イム・サンユン(サスペクト 哀しき容疑者/脚本)

出演:
・ソ・ジソブ(王の運命 歴史を変えた八日間、盗られてたまるか)
・イ・ミヨン(ハッピーログイン)
・クァク・ドウォン(哭声 コクソン、アシュラ)
・キム・ドンジュン(アバウトタイム〜止めたい時間〜)」
・イ・ギョンヨン(テロ・ライブ、インサイダーズ 内部者たち)

制作:
2012年

評価:★★★★☆

「アジョシ」(아저씨)の紹介

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この映画をざっくりいうと
●元特殊要員部隊のおじさんテシクと孤独な少女ソミの心の傷を持ったふたりの話。
●誘拐されたソミを助けに、テシクは犯罪組織に乗り込む。
●元特殊部隊員という設定だけあり、美しく派手なアクションシーンが見れる。

あらすじ
元特殊部隊員のテシク(ウォンビン)は身分を隠して世間を避けるように街の片隅で質屋を営んで孤独に生きていた。隣家の少女ソミ(キム・セロン)は母親が仕事で忙しく、テシクを「アジョシ(おじさん)」と呼び、たった1人の友だちとして慕っていた。
ある日、麻薬密売に巻き込まれた母親とともにソミが犯罪組織に誘拐される。テシクはソミを救うため、組織を追う。

「アジョシ」予告動画

「アジョシ」の涙のシーン

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ソミを救出した時に、抱きしめての涙。
脚本には泣く指示がなかったのに、出てきた涙とのこと。泣かないテイクも撮ったけど、使われたのはこの泣いたシーン。テシク自身の心の傷を洗い流すような本物のテシクの涙です。

「アジョシ」の概要

監督・脚本:
イ・ジョンボム(泣く男)

出演:
・ウォンビン(母なる証明、ブラザーフッド)
・キム・セロン(守護教師、悪魔は闇に蠢く)
・キム・ヒウォン(王様の事件手帳、女は冷たい嘘をつく)
・キム・ソンオ(ドア・ロック、少女は悪魔を待ちわびて)

制作:
2010年

評価:★★★★★

【まとめ】俳優さんの涙が美しい映画

今回は、俳優さんの涙が美しい映画2本をご紹介しました。

●「ある会社員」회사원(2012年) :ソ・ジソブ
●「アジョシ」아저씨(2010年):ウォンビン

この二作の主役ふたりはアクションも素晴らしく、戦いのシーンも楽しめますので、ぜひご鑑賞ください。

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