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【韓国映画】サスペンスの名作を紹介します

2018年はもう2年前になりますね。ですので、本当にいまさらな感じですが、2018年は面白いサスペンス映画がたて続けに上映された年でした。映画館でテンションが上がったのを覚えています。
そこで今回は、その中から特に面白かった3作品を紹介します。

1位 「犯罪都市」범죄도시

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かわいい赤ちゃん顔のマッチョな俳優マ・ドンソク主演。警察vs極悪犯罪組織。
激しい暴力に、ユーモアもたっぷりで、お腹いっぱい大満足のクライムアクション。
生々しく激しい暴力があふれてますが、マ・ドンソク演じるソクトの、正義を貫くコミカルなキャラクターがいるだけで映画に軽みがでて、とても見やすかったです。暴力も100%、ユーモアも100%に振り切れた、見終わった後スカッとする映画です。

あらすじ
2004年ソウル。強力班の刑事ソクトが二つの組織の仲を取り持つことで街のバランスが取られていた。そこに中国から新興勢力が乗り込んできたことでバランスが崩れ、抗争が激化。強力班は一掃作戦を開始する。

予告動画

監督・脚本
カン・ユンソン
出演
マ・ドンソク、ユン・ゲサン
制作
2017年

2位 「V.I.P. 修羅の獣たち」브이아이피

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チャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、パク・ヒスン、イ・ジョンソクと名俳優4人が主演の豪華な作品。
企画亡命者でもある連続殺人犯を巡る男たちの壮絶な攻防戦のスリラー映画です。
イ・ジョンソク君が初の悪役を演じていますが、とにかく素晴らしいんです。北朝鮮のエリートの息子で企画亡命者であり連続殺人犯のキム・グァンイルは、狂気に満ちたサイコパスである一方、エリートらしい清潔感と無邪気な笑顔を見せます。最後はその二つの顔も剥がされ、怯えて剥き出しにされる弱さ。それを演じられるのはイ・ジョンソク君だけだと思うほどの適役でした。

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あらすじ
韓国の国家情報院とCIAの企てにより北朝鮮から亡命した連続殺人犯を巡り、工作員、警察、国家情報院が壮絶な攻防戦を繰り広げるクライム・アクション。

予告動画

監督・脚本
パク・フンジョン
出演
チャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、パク・ヒスン、イ・ジョンソク
制作
2017年

3位 「七年の夜」7년의 밤

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この作品にもチャン・ドンゴンが出演しています。

復讐する者と復讐される者。
自身が犯した殺人によって息子を苦しめることになった父ヒョンス。家庭内暴力を繰り返して恐怖と暴力で支配していた娘を殺されたヨンジェ。ヨンジェの娘に対してもヒョンスの息子に対しても慈愛を与える男スンファン。形の違う三種の父子の関係と愛情が、捻れて絡み合ってぐちゃぐちゃになったスリラー作品です。
注目して欲しいのはチャン・ドンゴンが額をM字に剃って挑んだDVな父親役。チャン・ドンゴンのいつものハンサムさは全くなく、狂気の塊。とにかくやばい。娘・妻に対する執着の根底に愛情(歪んだ)があるのがしっかり伝わる演技は本当に怖いんです。

あらすじ
少女を轢き殺してしまった警備員ヒョンス。娘を殺された資産家ヨンジェはヒョンスと彼の息子に対して7年間に渡って復讐をする。狂気と父子の物語を描いたスリラー。

予告動画

監督・脚本
チュ・チャンミン
出演
リュ・スンリョン、チャン・ドンゴン、ソン・セビョク
制作
2018年

まとめ

今回ご紹介したのはこちらの3作品です。

①「犯罪都市」 범죄도시(2017)
警察VS超極悪犯罪組織。気持ちよく終わるクライムアクション。

②「V.I.P. 修羅の獣たち」 브이아이피(2017)
連続殺人犯を巡り、工作員、警察、国家情報院が壮絶な攻防戦を繰り広げる。4人が主役の群像型クライムアクション。

③「七年の夜」7년의 밤(2018)
復讐する者と復讐される者。それぞれの父親の愛と狂気を描いたスリラー。

どの作品も本当に面白いので、興味が出てきた作品があればぜひご覧くださいね。「V.I.P. 修羅の獣たち」と「七年の夜」を見てチャン・ドンゴンの違いを楽しむ、というのも面白いですよ。

見てみたいけどサスペンスが苦手…という方は「犯罪都市」がおすすめです。刑事ソクトさんが明るいので笑顔で見れます。暴力シーンは激しいので目を閉じててくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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